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Mind Feeling 0816-1 「暑ちゅかったですね」とダイナマイト四国

2007年08月16日 21時02分48秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 国内最高気温を塗り変えた2007年8月16日。40.9度という、笑い様が無い温度になったのも、やはり、温暖化の所為なのか?
 さて、気温が高いこの季節の合言葉的なもの「暑い」。
 私は、『ダウンタウンのガキのつかいやあらへんで』のスペシャル企画である「罰ゲーム」で登場した、妙なお坊さんを想像してしまう。その罰ゲームは、ご存知、「笑ってはいけない」というルールである。それをネタにしてか、日本語を習いたてと思われる外国人の方がそのお坊さん役を演じ、「しかし今年はあちゅかったですねぇ~」と変なイントネーションで何度も言い、罰ゲームを受けている方々(確か、浜田氏、田中氏、山崎氏の3人だった気がする)を無理にでも笑わせようとする訳である。2年位前の秋に放送され、その年の夏も確かに暑かった。ただ、40度まではいってなかった気がする。
 そして、そのスペシャル番組で個性的なキャラ出てきた。その名も「ダイナマイト四国」というプロレスラーだった。「1、2、3、シッコク!シッコク!」が彼のきめ台詞だった。これも、妙に印象的で私は気に入ってしまった。記憶がたしかなら、さっき挙げた、「妙なお坊さん」と一緒に出たシーンもあったような気がする。このプロレスラー、試合開始後58秒(だったと思う)で肉離れを起こして、試合継続不能になる妙技を持ち合わせていた。
 そんな2人のキャラが気に入った私は、暑い時には、「あちゅかったですねぇ~」と行ってみたり、四国と言えば、「ダイナマイト四国」と言う風に思っていたりする暇人である。

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アニメトーク0816-1

2007年08月16日 19時47分49秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

 アニメ作品の趣向の話をしたい。
 友人が少ない…という状況が人生の8割から9割を占めた所為か、「人間関係が色濃い」作品が好きだ。特に、「友情」をテーマにした作品は好きだ。
 物心ついて、一番記憶に残っている作品は、『ロミオの青い空』である。世界名作劇場の中で放映されたものである。原作は『黒い兄弟』と言う上下巻の本である。昨年2006年だったか、テレビで放映された話をアレンジした物も出て居るし、テレビ放映で使われたと思われる脚本まで本になっている(それを知った時は驚いた。)
 主人公のロミオ(原作では、ジョルジョとなっている)が、人買いに売られた先で、アルフレドと言う少年に出会い、イタリアのミラノを舞台に話が進んでいく。原作本では、木靴で主人公が奉公先の女将に叩かれるという悲惨なシーンもあったりするが、全般には、ロミオがミラノの街で煙突掃除の仕事をしていく日々を中心に話が進行していき、最終的にはアルフレドに出会い、煙突掃除の子供達を苛める少年達と対決を見せ、和解へと進む。
 最終的に、ロミオはアルフレドと死別する事になるが、彼らの間に「友情」という2文字は永遠に語り継がれる…と言っても過言でないものになる。当時の社会情勢を変えたい、とさえ彼らは思う様になるのは、少年にしては出来すぎている様にも思えるが、そこに味がある、と言っても過言でない。

 最近観ている深夜アニメでは、『大きく振りかぶって』がコレに近いものがある。主人公、三橋廉と阿部隆也の関係を見ていくと、見出せる。こちらは、野球物なので、シリアスなものは無いが、主人公にとって阿部隆也という存在は、無くてはならない存在になっていると思う。主人公は、阿部という友人に認められ、少しづつ成長し、自信をつけていく姿が観られる。勿論、彼らだけでなく、彼らの周囲の人間模様も注目に値する。

 直接、友情という風にはつながらないが『クラスターエッジ』という作品も、登場人物の事を深く描写していたように思う。総集編的な面が多かった作品であるが、主人公アゲートフローライトがクラスターE.Aという学園の中に1つの風を吹き込ませる。
 主人公は、人造兵というその世界ではどこかで忌み嫌われていた存在であったのだが、しっかりと優しく強い心をもっていた様に思う。元は、悪の神みたいな存在の主人公だったようだが、1人青年、カールスに出会い、人間の心を手に入れた事で、運命が変わったようだ。

 リアルな世界では、手に出来なかったものを取り戻したいという醜い心が剥き出しであるが、多分、これらが成り立つのは、あくまで「物語である」からだと思う。現実は、恣意的に動かせないので、全てがうまく行く事は無い。だからこそ、うまく行ったその一瞬がなんと大きい事だろう。そんな一瞬をたくさん集めると、案外物語が出来るのかもしれない…。

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