今日も湿度が低くて過ごし易く、犬達にとってはこの上なく良い日になりました。
朝の太陽の光をさんさんと浴びて自由に遊ぶ犬達は、誰の顔もとっても幸せそうな表情を見せていました。
週末になるとかまってやれない老犬達。火曜日から金曜日までの四日間は日替わりで朝の運動場に遊びます。
きょうは、一番年寄り犬(14歳)のベスの日でした。
母犬(ロージー)の飼われている鎌倉のKさんのもとへ避暑に行くタイガーを見送ってから、ベスを遊ばせました。
◇もともと皮膚が弱く、アレルギー体質だったベスでしたが、早朝の自由運動と運動後の身体の乾燥を心掛けてからは、すっかりそんな
症状も出なくなりました。たっぷりの朝露にまみれさせてから、念入りなタオルドライと、そしてあとは扇風機による被毛の乾燥だけなの
ですが、、、。
◇ベスの好きな遊びの組み合わせは、3~4か月の小さな仔犬たちか、1~3歳の若い牡達との組み合わせです。
◇中途半端な月齢の仔犬と未成熟な年齢の若牡達に、どうやら母性本能を強く刺激されているのかもしれませんね~。
◇給餌を終えて、午前中の睡眠前の犬達と一時間ほど遊ぶベス婆さん。
犬達が全てケージに入って休む頃、今度は運動場の外に解放されて気の向くままにフラフラを楽しむベス。
◇以前は、見えなくなるくらい遠くに(田んぼやよその家に)遊びに行ったものですが、今は敷地の外に出ることは滅多にありません。
◇野生動物の沢山いる運動場の環境ですが、年寄り犬にとっては余り良いとも言えません。
畑にしようと耕運して種を撒いてある乾いた土の場所は、コジュケイや雉達にとっての恰好な砂遊びの場所になっています。
今の時期、その近くのブッシュはダニのつき易い場所になっていて、体力の落ちた老犬達には近づいて欲しくない場所になっていますから。
◇正味一時間半ほどのリラックスタイムを気侭に過ごしたベス。
家に戻る車の中で、鼾をかいて熟睡してしまうこともある位です。当然、寝た子をおろすのにも苦労することになります。
◇笑ってしまうのは、帰宅後一休みした後の老犬達です。
排泄のため庭に出るのも大儀そうで、10メートル進むのにもヨタヨタと、如何にも老犬ぶりを楽しんでいるかのようです。
◇自らの寿命の判った老犬達は、ある日突然のように、朝の運動にも出たがらなくなります。
敢えて屋外に出そうとはしない我が家では、老犬達は亡くなるまで家の中での生活に終始する事がほとんどです。
何度か外に出たい素振りをする時に限って、お似合いのリードをつけてあげて、少しの時間、近所を散歩することもあります。
もうベスの年齢は、如何に楽に亡くなるまでの時間を過ごすか、その個体に合った生活リズムを見つけてあげる時期に差し掛かっていると
言えましょう。
この年齢からは、滅多なことでは病院に連れて行くことはありません。殆どの老犬達は、動物病院の雰囲気が大嫌いなものです。
素振りでは嬉しそうに見えても、飼主に気を使っているだけなのかもしれません。
老犬になったら、主治医は飼主さんです。好きな人と一緒に暮らして、楽しかった思い出だけを胸に、余生をおくらせてあげたいですよね。
忙しいポンコツ達を気遣ってか、ベスからギブアップのサインは、、未だ出ていません、、、、。
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