ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ しんらいかんけい~木曜日・・・

2010年06月24日 | トリプルスターの日常

  
まるで高原の避暑地の様な今日の気候です。
湿度が極端に低く、地上の生きもの全てが生きいきと蘇ったような気がします。
延び延びになっていた梅の実を落とすことにしました。
もしも毒虫などの被害にあっても、今日のような日ならば酷くならずに済みそうです。
大半の実は熟して下草の中に落下してしまっていました。
叩いて落とすより枝を手元に折り曲げて、実を一つ一つもぎ取った方が良さそうです。
力仕事になりましたが、午前中の涼しいうちに済ます事が出来ました。
半年後(年明け)に戴く梅酒が楽しみです。
     
◇午後になって、竹林(淡竹)でとれたタケノコ一束を知人あてに宅配便を使って送りました。
一般的な孟宗竹の筍と異なりアクの無い淡竹のタケノコは、天麩羅や煮ものにうってつけなのです。
都会などの青果店などで扱うことは殆どないでしょうが、田舎では初夏の野菜として店頭に並ぶこともあります。
ごく親しい友人宛に、(食べている姿を思い浮かべながら)季節の便りと共に送ります。
      タイニー(娘)
◇簡単にできるタケノコ料理。鶏肉と一緒に薄味に煮つけたり、鯖の水煮缶詰を使って煮たり、圧力釜を使って20分ほどで出来上がり
ます。東北地方の根曲がり竹と一緒で「季節を味わう食べ物」、ご飯にもお酒にも合ってとても美味しいですよ。
犬達と遊ぶ川沿いの土手には、採っても採っても出てくるくらい沢山生えていて最近では遠方からわざわざ車でやってくる人達も居るくら
いです。
藪蚊避け対策を十分に、犬達を連れて竹林に入る楽しさは、梅雨の晴れ間のつかの間の楽しみでもあります。
      マギー(母親)
◇犬達が心身ともに健康で暮らすのには、「精神的な安定」がまず大切です。
可愛がられているように見えても、毎日同じことの繰り返しで「籠の鳥状態」に陥っている犬達は意外に重いストレスを貯め込んでいる事
が多いものです。
横腹の毛が抜けて地肌が大きく見えてしまった犬や、前足の一部の毛を自ら知らず知らずのうちに噛み切ってしまった犬などが相談と
して来ることがあります。
大概は鼻の色が薄くなっていて目の動きが定まらず不安そうに見える犬達ですが、そのことを指摘しても殆どの飼主さんには理解できな
いようですね~。
困ったあげく動物病院に行って相談すると、甲状腺機能障害やら皮膚寄生虫などが疑われて薬が処方されることが多いようですが、一
時的には治ったようにみえて繰り返し、完治することは事はないようです。
「心の病」と連動しているので、薬をつけたり飲んだりしても治らないわけなのですね。
預かって十日余りで改善される犬もいれば、三カ月以上かかって完治し二度と同じ症状になることはない犬もいます。
何年も、同じ季節に同じ症状を繰り返している犬は、その殆どが飼育環境と飼育方法とに問題を抱えている事が多く、飼主さんはその事
に気づいていないことがあります。
ゆくゆく大きな病となって発展しないうちに根本治療にあたることが大事ですが、年齢と共に心の部分が鍛えられて症状となって表れ無
くなる犬もいますから、判断が難しいところでもありますね。
      ケント(息子)ロビン(父)
◇私は犬の写真を毎日沢山撮りますが、被写体となってくれる犬達にはとても気を遣っています。
記録を残すために、レンズを向けた十倍以上の時間を犬達との遊びに使うように心掛けています。
犬は(動物は)殆どの個体が人間からじっと見られたり、直接レンズを向けられるのが大の苦手です。
信頼関係の出来上がらないうち(特に子犬の時期)から、カメラのレンズでばかり覗かれた犬の中には精神的障害を負う個体も多く
後々多くの問題を抱え込みます。怖いですね。
      信頼できる仲間の犬
◇信頼関係の出来上がった犬達は意図的にカメラ目線になってくれたり、普段しないような仕草をしてくれたり遊んだりして、撮られるの
を意識しているように見えることがあります。
      あっちゃぁ~~
◇そんな犬達の表情は明るく、目まぐるしく変わる感情表現の豊かさがあります。
鼻の色も濃く被毛の状態にも問題は無く、健康そのものであることが疑う余地なく感じとれるものです。
      ウエルカム、ひひぃ~~ん!
◇そんな健康そものにみえる犬達の中にも、食欲減退を訴える個体が出てくるのが今の時期(梅雨)の特徴でもあります。
集団生活(15頭以上の多頭飼育)と一頭飼いの違いはあっても、一年365日同じ食欲を見せる個体は(厳密な意味で)いません。
今日、三時過ぎにランを使って遊ばせていた犬達にも、こんな↓給餌(内容)の違いがありました。
発情犬に反応しているデュークは、今日の夕ご飯は抜きです。
いつも通りあげても食べ残すかまったく口に入れませんから、ヨーグルト主体の水分補給だけで一日を終えます。
バスター・ロイド・ジョーンズ先生も、その著書(イギリス獣医師の動物日記)の中で、定期的に(10日ごとに)絶食日を設けることが動物
飼育のコツであるように書いておられます。
漫然と食べさせるだけで犬の健康が保てると思っていては間違いだと言うことを、獣医師であり「飼育者」としての立場から教えてくれて
いるのですね。
     
◇人間は食欲減退などともなれば、手を変え品を変えて食べることに執着する傾向があります。
結果、生活習慣病等の病になって苦しむのかもしれません。
健康な身体に健康な精神が宿ると言いますが、健康な飼主でなければ飼い犬を健康に維持することは難しいでしょう。
不摂生をしている人の飼い犬は健康な人の飼う犬より、より一層病気になる確率が高い事が一部の人達の間では判っています。
成人病などに悩む人の飼い犬が、同じ病に侵されていることも昨今そう珍しいことでもなくなりました。
人につきあわされて病気に悩む(苦しむ)なんて、なんて災難(気の毒)な犬達なのでしょうか、、、、。
Bee Gees "Massachusetts"ヘッドホン使用をお勧めします。


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