ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 梅雨入りの頃なのですが~日曜日・・・

2010年06月06日 | トリプルスターの日常


今日は「芒種」とか。
二十四節気の一つで芒種とは、この辺では「田植えが盛んになるころであり、梅の実が黄色くなるころ、
そして梅雨入りのころ」を言います。
西日本の梅雨入りの平年値は6/4日から6/6日頃だったと思いますが、現在梅雨入りしているのは、基地問題で騒がしい沖縄と
奄美地方だけですね~。だいぶ遅れているようです。
この辺りの田植えも、未だ30%程は終わっていません。
小麦の産地(二毛作)でもありますので、そろそろ「麦秋」を迎えます。農家にとっては落ち着かない時期と言えますでしょうか。
早朝の作業を終えて一旦帰宅。いよいよ暑くなりそうです、用心のため犬舎及び育成サークルの扇風機は回しっぱなしにしておきました。
慌ただしく朝食を済ませ、着替え、運動場に戻って来て10時から飼育相談一件。
それが済んで11時から犬達のお世話を速攻で済ませ、汗をぬぐう暇もなく動物病院へと車を走らせました。
12時半から、(患犬J君の)飼主さんと一緒に担当獣医師から精密検査の結果と、今後の治療方針などに関しての説明を聴きました。
非常に稀で難しい病気?なのでか、説明する側もそれを聴く側も真剣そのものでしたが、、、溜飲の下がるものではありませんでした。
説明を聴いた後、午後一時半に病院を後にして運動場へと向かいました。帰り道の40分余りの眠かったこと、、ダウン寸前でした。

◇運動場での面会
リハビリを開始して約一カ月、久し振りにJ君を見つめる飼主さんの心配そうな顔つきに心がうたれます。
     
             クラウス・ハリー・ソーニャ・J君
◇J君(8歳)のリハビリは、父犬のクラウス(13歳)や母犬のベス(14歳)に励まされながら行う機会も増えました。
家での寛ぎのひと時は、親子三頭がゴロゴロとしていて爺婆の行動を妨げることもしばしばです。(物凄く疲れます)
でも明らかに親子の顔付はにこやかで屈託なく、そう言っためんではとても癒されます、、、。
      歓迎するソーニャ
◇J君のリハビリは順調と言えば順調に進んでいます。
ステロイドを始めとした筋肉や神経に作用する様々な薬の影響で背中の筋肉の削げ落ちた、痛々しくさえ見えるJ君の身体の免疫力は
とことん落ちています。
少しの傷などからも感染症が心配されますので、細心の飼育管理を要求されていると言っても過言ではない状況です。
     
     ソーニャを取り囲んで、クラウスとJ君の親子。
◇意識、気持ちの上ではだいぶ元気が出て来ています。
若い牝に限りますが、ご機嫌をうかがってマウンティングをする余裕も出て来ています。(去勢済みですが)
     
◇薬は症状を改善してくれるように見えますが、決して病気の元を治す働きがある訳ではありません。
他の器官などへのダメージのリスクを考えますと、出来れば飲ませたくないのですが、、、今のところは獣医師の指示に従って様子を見
て行くしかない辛さがあります。(多分、飼主さんはもっと辛い気持なのではないでしょうか。)
      ソーニャの反撃。 
◇J君の身体に起こった変調は、何が原因でそうなっているのかを掴むことが困難です。
長期間にわたる数々の要因が折り重なるようにして起因しているものと思われるからです。
精密検査の内容は、いまJ君の身体の機能がどうなっているかを明らかにするものでしかないようです。
      親ガメの上に子亀を乗せてぇ~
◇長い飼育経験の中で推測される(非科学的な)事柄が幾つかありますが、先ずそれらのことに対応したリハビリを進めようと考えています。
上手くはまってくれれば、症状は画期的な改善を見せてくれるでしょう。しかし、それまでにどれくらいの時間を要するのかと云った点に
関しては、今は五里霧中の状態で、ハッキリと断言できない辛さが残ります。
必ず治すという気持ちは持っていても、時間の限られるWanの場合はどうしても難しい状況がありますね。
     
◇せめて、(歳の割には)驚異的な元気さを見せている父親(クラウス)と母親(ベス)と同じ程度までには動けるようにしてあげたいと願っ
ています。
お預かりして一カ月経った今、だいぶ明るさを取り戻して明るい顔つきになった事と、優しい目付きが戻ってきたのがせめてもの救いです。
お鼻の色も、僅かながら黒くなって来ているのが判ります。
      仲良し、ソーニャとJ君。
◇三時半過ぎ、飼主のINAGAKIさん夫妻が帰ってJ君達のメンバーを収納し、他の犬達の面倒をみました。
藪に突っ込んで遊ぶ機会の多いアンジェラとサリー。其々二匹づつのダニが喰いついていました。
しばらく前にポンコツに付いたダニは足首に10匹余り。3~4日後、米粒ほどに大きくなった奴が内股に一匹喰らい付いていました。
今、ダニの発生期。やはりいつもの年より一カ月余り遅れているようです。
※ダニは弱っている個体につく傾向があります。たぶんポンコツはだいぶくたびれて来ているのでしょう。
帰宅後、年寄り犬たちやJ君の身体をくまなく検査したのは言うまでもないこと。
※ダニを捕まえたら、絶対に潰したりしないことです。丁寧にティッシュなどに包んで、焼却処分にするのが良い方法です。


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