昨日の出来事になります。
多忙な午前中でした。朝昼食を食べたのが10時、そのまま12時まで前後不覚になって眠りました、、、。
昼過ぎに起きて、里親さんに恵まれて北海道に行くことになった保護犬(衰弱~リハビリ)をシャンプー。
これから出発までの幾日かは、積もる話が尽きない事でしょう。色んなことがありましたから、、、。
本当優しい気持ちの犬なので、末永く可愛がってもらえる事でしょう。明日はワクチンを接種しに病院に行きます。
その犬と仲の良かったデュークは、またしばらくのあいだ寂しくなってしまいます。
そんなせわしない中で、どうもサリーの様子が気になります。
K子さんの神経はピリピリと張り詰めて、、、何かあったら切れそうなくらい危険な状態に感じられます。
予定日(12日)を五日も前にしてこれ程までに緊張することは稀です。
何か不安そうなサリーの挙動が、きっとそうさせているのですね。
運動場の作業が終わった夕方6時、携帯が鳴ってK子さんから連絡が入りました。
第一子が生れたとの事。
しかし報告の内容が思わしくありません。(イキミが弱く、難儀している様子、、間違いなく難産です)
すぐに動物病院への電話連絡を指示しました。(帝王切開)
6時半帰宅。簡単に髭を剃って洗顔し、、、衣服を着替えてサリーを載せた車を出しました。
動物病院までの40分間、必ず出産があるものと想定して、K子さんは後部座席で荷室のサリーを気遣います。
動物病院まであと5分のところで第二子を無事出産。荷室で生れたこの子(♂)には、トランクと名付けてあげましょうか?
帝王切開手術は7時半に始まって10時に終わりました。
胎児の状態が余り良くなく、だいぶ蘇生に手間取ってしまいましたが、元気な鳴き声を聞いて胸のつかえがとれました。
熟練した獣医師の執刀と、蘇生技術をシッカリ身に付けている複数の助手の存在が今回の出産の成否を握っていました。
11時過ぎ帰宅。
母子ともに元気ですが、母犬のサリーはだいぶ疲れが目立ちます。
寝かせてあげたいのですが、、、、かいがいしく子犬の面倒を見ていて休みません。
一定時間経ったら、子犬から離してケージ内での熟睡をさせなければなりませんが、愛おしそうに子犬を舐めまわしている
サリーを見ていると、なかなか離す機会を掴めません。
◇ブログを書いている今、サリーは別室で眠っています。
起きる頃には疲れも取れて、母乳の出も良くなっている事でしょう。
◇11半にあった地震には驚かされました。
それにしても、不安な日が続きます、、、、。
≪大震災関係参考サイト≫
Google 震災情報特設サイト
Yahoo 復興支援サイト
節約しましょう「節約術365」
被災地ボランティアを考えている方へ「助け合いジャパン」
今すぐ必要な「義援金」の送り先は「日本赤十字社」
ボランティア・NPO 活動支援の為の募金は「中央共同募金会」
SMC原発(放射能)関係情報サイト
災害時のペット対策「横浜市」
動物救援活動・義援金・ボランティア
被ばく・放射線医学総合研究所
被災地・被災地における感染症への注意
◆私達には、このたびの大災害で被災した犬達をお預かりする用意(収納準備)があります。
○被災された方で、避難所生活や仮住まいの為愛犬と一緒に暮らせなくなって困っている方がいらっしゃいましたら、無期限でお預かり
させて頂きます。
○飼い主家族とはぐれてしまい、保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※全ての被災犬が対象です、犬種は問いません。現地までお引き取りに伺います。
※皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
里親さんを探しています
対象犬1:推定二歳(ラブラドール種♂保護犬)=お陰さまで里親さんが決まりました。
対象犬2:推定三歳(ラブラドール種♂保護犬)=約18カ月ほどのリハビリが済んでいます。走ったりは出来ますが、短時間に限ります。
大型の体躯ですが、関節を保護する為に体質改善を施してあります。気質は温厚で、臆病なところはありません。
1と同じように、過去に比較的重度のPTSD(Post‐Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)がありました。
室内飼育を希望します。
※二頭ともに去勢済みです。室内での排泄の躾は行ってあります。むやみに哭いたり、散歩の時にリードを引っ張ることはありません。
※受け入れて頂いた一年間は、ワクチン接種・フィラリア予防薬(六ヶ月分)・ロイヤルカナン成犬用ドッグフード(6袋)を援助させて戴き
ます。
また飼育相談などに関しては、生涯において随時フォローをさせて戴きます。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。
「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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