ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 二頭目の保護~日曜日・・・

2011年04月24日 | トリプルスターの日常
  
       このたびの大規模災害により被災されました皆さまには、心からのお見舞いを申し上げます。
          そして一日も早く復興が成されますよう、、、心からお祈り申し上げます。
           被災された地では桜が満開の季節となりましたね。頑張りましょう、応援します!


天気晴朗なれど、、、体調不十分であります、、、。
目覚めの気分は、この先一日大丈夫かな?と言った頼りない感じで、身体が重~く感じます。
じっさいウェイトオーバー(5~8キロ)で、引力に逆らっての日が続いていることは事実です、過労でしょうか??
      
      サリーと子犬達の様子をみて、産箱の中(毛布やらタオルやら)を綺麗に直します。
      1200グラム程になった子犬達は目が開きそうですし、ちょろちょろと良く歩き回ります。
      歩くこと8割、コロンと転ぶこと2割でしょうか?可愛い仕草に見ていて時を忘れます、、、。
      既に個性が出始めていますから、日々の記録も大事になって来ました。
      
      ベスが煩くなきます、、。 ケージの扉を開けてあげると、急いで(イチモクサンに)表を目指します。
      どうやら排泄を我慢していたようです。
      実は昨日から体調を崩しています。 原因は遊び過ぎ。
      温かさも増して屋外での行動が長くなり、連日ともなると疲労が蓄積してしまうのですね。
      姫子が来た日(金曜日)、楽し過ぎて度を越して(朝から夕方まで)遊んだのが原因でしょう。
      便が緩くなっていて、お腹が渋っている様子です。
      念の為ヨーグルトに止瀉薬を混ぜ、更にメープルシロップを垂らして舐めさせました。
      室温をベスの為に温かめに設定し直し、隣に居るハル君のお世話。
      一時的に血尿が出て心配です。今日一日は目を離さず様子を見るように言いました。
        
      運動場の朝の作業が終わって、活発なWan達が欲求不満を漏らして鳴きます。
      今日は出掛けなければならない用事があるので、日曜日朝の遊びを省略したからでしょう。
      犬達は、日々の生活内容だけではなく、曜日ごとの生活(運動)内容も理解しているようです。
      日曜の朝は、来客が来るまでのあいだ長い時間遊んであげることが多いのです。
      今日は出張があって、全ての予約をキャンセルしましたから、犬達を遊ばせることも必然的に割愛となったものなのです。
      譲渡されて間もないエディー君が、梅の木のおもちゃを欲しがっています。
      今日、取りに来たいと言う希望が入っていましたので、忘れずに数本切って用意しておくことだけは忘れませんでした。

◇犬(ラブラドール)を保護して、一ヶ月ほど飼ってくれていた方から連絡が入ったのは数日前の事でした。
事情を飲み込み今日引き取りに行く約束をしました。 引き取り先は福島県の郡山市です。
      
      運動場から帰って、着替えもそこそこに出発(9時半)。
      とんぼ返りで帰ってくる自信がなかったので、息子に運転を依頼。
      ハンドルを握ると性格の変わる息子なので、胃の薬を飲んでおくことだけはシッカリと忘れませんでした。
      云わば、、背に腹は代えられないと言うことですね。  老いては子に従えでしょうか、、、、。    
      
      12時15分待ち合わせ場所で当該犬を引き取り、12時半には帰路につきました。
      一度家に帰り、着替えを済ませ休む間もなく車を乗り換えて運動場へ向かいました。
      推定一歳の女の子、運動場に開放して暫く様子をみていました。
      痩せてはいましたが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状等は感じられませんでした。
      健康度は兎も角、性格は良さそうです。 何より怖がったり煩く哭いたりしないのには感心しましたし、助かりました。
      
      明日から手を尽くして、飼主さん探しを始めようと思っています。
      動物病院での健康診断と、血液検査、予防注射なども考えなくてはなりません。
      
      犬気の無い運動場で一時間ほどリラックスさせた後、リードをかけて遊んであげました。
      物心ついたおとなの犬なので、現状を早く認識させる(これからは此処で暮らすのだと言うこと)ことは大事です。
      犬に早く覚悟を決めさせてあげると言うことですね。 その方が早く楽になりますし、毎日がより一層前向きになります
      
      この犬は首にチェンカラーをつけた状態で保護されたそうですが、そのチェンカラーは渡されませんでした。
      詮索は兎も角、引っぱたりしない子なのにチェンカラーの装着によって首回りの毛が黒くすり切れています。
      こんなのを見ると何となくイラッとするポンコツですが、、、早く綺麗に、元通り改善してあげましょう。
      
      大きな縁を描くように引き運動(ハンドリング)をしながら犬体の様子を見ます。
      お腹が凹んでいるのにアバラが目立つ程ではありません。
      カプルドのところの毛が抜けて(薄くなって)、黒ずんだ皮膚が透けて見えます。
      動物病院では恐らく甲状腺機能障害等を疑われるでしょう、、、。
      しかしそれは、、、杞憂はともかくとして、この状態はひと月もせずに(薬などの世話にならずに)改善できるでしょう。
      
      歩様に問題は無く、ジョイントなどの狂いやダメージはありません。
      身体の動きのバランス等から、正しい飼い方をされていたことが窺えます。
      恐らく幾つかのコマンドにも応えられるのでしょうが、今日のところは一切それを行わないようにしておきました。
      大人になった犬には、既にプライドが芽生えていますから、、、それを大事にしてあげることが先々役に立って来る筈です。
      
      かなり長い時間をかけてハンドリングしましたが、根気よくついて来てくれました。
      犬の方では、此方の技量を正しく判断してくれたようです。
      この先、問題無く良い関係(一番に望まれること)が結ばれて行きそうな気がします、、、、、。
      
      慣れた頃を見計らって、アンジェラおばさんと引きあわせました。
      アンジェラおばさんが、新しい仲間と認めてくれたようでしたので、次にマギーおばさんと引きあわせました。
      少し引いて構えていましたが、誰でもマギーには引いてしまうのが通例ですから、、、問題ありません。
      更にノアと引き合わせ問題無いのを見計らって一旦サークルに入れて休ませた後、牡達との面通し作業。
      牡達は全てが鼻にもかけない素振りでした。これは、この牝が子供(未熟な牝)だという証拠です。
      意外に想像している月齢よりも若いのかもしれません。
      
◇今日の個室(金属ケージ)を与えられて、騒ぐでも無く狼狽えもせずに中に入った女の子。健気な気持が感じられました。
少しして落ち着いて伏せをして休む姿に、胆の座り方の良さが窺えます。早く飼主さんが見つかって呉れれば良いのですが、、、、、。
こう云う状態の犬(一旦保護されたが、やがては飼いきれなくなってくる、、、保護してくれた方の責任ではありません)は、これから増える
と思います。
我々の様な立場(犬に係わる)の人間が、出来るだけ対応(救済)に努めてあげたいものですが、安易な考え方(判断)や無理は絶対に
禁物です。
受け入れに見合った飼育環境(受け入れのキャパシティー)と、多頭管理の力量を見極めてから立ちあがることが大切かと感じます。

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≪大震災関係参考サイト≫

東北地震犬猫レスキュー.com
 東日本大震災によって被災した方の犬や猫の救援情報特設掲示板です。


Google 震災情報特設サイト   Yahoo 復興支援サイト   節約しましょう「節約術365」
被災地ボランティアを考えている方へ「助け合いジャパン」
今すぐ必要な「義援金」の送り先は「日本赤十字社」
ボランティア・NPO 活動支援の為の募金「中央共同募金会」

私達には、このたびの大災害で被災した犬達をお預かりする用意があります。
○被災された方で、避難所生活や仮住まいの為愛犬と一緒に暮らせなくなって困っている方がいらっしゃいましたら、
無期限でお預かり
させて頂きます

○飼い主家族とはぐれてしまい、
保護されている犬達を無期限でお預かりする用意があります。
※全ての被災犬が対象です、犬種は問いません。現地までお引き取りに伺います。
皆さまからの情報を広く求めておりますので、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
※保護犬などのご相談にも、別途お受けいたします。
 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
今年も昨年同様に、ポンコツ犬舎に起こる様々な出来事を中心に書いてまいりたいと思っております。
ブリーダーと言う立場上、書かれる記事の中に一般の皆さまには理解できない内容もたまには有るかと思いますが、長い目で
読まれ、温かな目でブログの主旨を正しくご理解いただければ幸いに存じます。
ブリーダーの毎日は、みなさんが思っている以上に遥かに過酷なもので、ついつい言動も顔付も険しくなる時があります。
しかしブリーダーの元に暮らす沢山のラブラドール達は、毎日変わらず皆一様に幸せに満ちた顔付きをしています。
そんな笑顔のラブラドール達に学び励まされ、動けなくなるまでラブラドールと共に歩んで、好い顔つきになれたらいいなぁと思う
毎日です。四季折々、日々犬舎に巻き起こるドタバタを、拙い文章でこれからものんびりと綴ってまいりますので偏屈な作者(ブリ
ーダー)の奇妙なブログですが、今迄以上に気楽に覗いて頂けましたら幸いです。

「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp


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