ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ シニアの子を動物病院へ連れて行く(飼主同行)~日曜日・・・

2017年12月24日 | トリプルスターの日常


曇り空の朝だった。

腰が重く頭が痛い...

昨日のクリスマス会の後、検査の子を連れて動物病院へ行った。

検査を終えて夜道を自宅へ向う。途中猛烈な睡魔が何回か襲ってきて、溜まらずコンビニなどに寄って

休み休み帰ることになる。一昨日の徹夜とその前日のほぼ徹夜が効いている。帰宅後は会話が出来ず...。

今日は、シニアの子を連れて動物病院へ行く。

三日ほど前にお預かりした子だ。

お預かりの三日間は大変だった。

要求泣きや落ち着きの無い挙動に、同室の子達全てが被害に遭っていた。

シニアになる頃まで甘やかされてしまうと、健康上の問題も色々と多く出てくる。

 

待合にて...

誰か(家族が)来ないかと、

しきりに入り口をうかがって落ち着かない。 

一度来たことのある動物病院なので、ある程度の勝手を知っているのだろう。賢い子だ...

家族が来て ホッとしていたシニアちゃん。

診察台に載せられて、

体重を量り、体温を測り、かなりの時間を掛けての触診を済ませた段階で、なかばグロッキー気味になって

いたシニアちゃん。

一段落して先生からのお話があり、その後”膝、腰、背中、首”などのレントゲン検査を行なって戴く。

予想と結果は

ほぼ間違ってはいなかった。

@変形性脊椎症@馬尾症候群@変形性股関節症(右側骨頭/寛骨臼)@右膝前十字靱帯損傷(軽度)などの問題

が起きていることが判りました。(膝蓋骨の亜脱臼も含めて、全て右側に問題を抱えている)

※実は他にも幾つかの問題があって、その一つ一つの事柄を全て丁寧に説明して貰う。

取り敢えず今日は、

痛んだ股関節の”痛みを軽減”し”低下/破壊”されてしてしまった滑膜の機能を代替し、炎症の緩和と関節軟骨の

代謝を維持し修復を促す目的の注射を行なって戴く。

メジャーリーガーのイチロー曰く、

「自分の野球の基礎は12歳の頃までに出来上がっていて、高校生の頃は殆ど練習といった練習はしていなか

った。小学生の頃は、猛烈に練習をしていたので...」

高校からプロ野球に入団し、すぐに目を見張るほどの活躍をしたイチロー選手ほどのプレイヤーは希だ。

話しは異なるが、”丈夫な犬”を作りたかったら仔犬の頃から”理論的に正しい方法”で飼育する必要がある。

犬は生き物なので、飼育の方法に間違いがあると=必ず何処かが壊れると言うことであり、それに加齢と言

う問題が加わるので、年齢を経た犬は必ず何処かに問題を抱えている。

プレイヤーとしてのスポーツの経験さえない人間が、自己流で犬の身体を作ろうと思っても失敗する。

イチローのように、一旦は頑健な犬として育てあげた場合でも、”その後の管理”が疎かになると肉体が我慢し

きれないような状態になり、治療を必要とすることになる。

イチローやダルビッシュは、今でも”理論的なトレーニング”を毎日続けている。力の維持のために/肉体を衰え

させないために。

※今回動物病院に連れて行った個体は、暫く前に心配になることがあって今日と同じ病院に行くことを

進めた経緯がある。然し、そのときは直前の予約で無理矢理に希望する日の診療に加えて貰ったいきさつ

があったため、結果として「希望した獣医師」には診て貰えなかった。

飼主は、かわりに診てくれた若い獣医師の診方には納得がいかなかった。然しその後、こちらの進言にも

従って貰えず再診を受けなかったことが今回の結果を生んだといっても過言では無い。

”その犬種を良く知れば”、歩様などを診ただけでその個体が抱えている問題の多くは判断できるものだ。

耳が汚れている...口が臭く歯が汚れている...と言った相談から、実は他に抱えている大事な問題が我々には

見えてくることがあり、そういった場合はレントゲン画像を正しく撮ることの出来る獣医師がいる病院、経験

に基づく深い判断(診察~診断)の可能な獣医師のいる動物病院を紹介するが、飼主の心構えとして”かかり方”

も”飼い方同様に非常にだいじ”なのである。

※本来は黒いはずの鼻の色が退化してしまっている個体がいます。

これは精神的若しくは肉体的に相当なストレスを日常の中で受けていることを示しています。

つまり、我々(ブリーダー/獣医師)の見方として、鼻の色が薄い子は=問題を抱えている個体であるとの判断です。

 

 

今 日 の 動 画


跛行をしている事が良く判る。ではどちらの側に問題があっての跛行でしょうか?こう言う場合、ハンドリング
の上手ではない飼主さんに引いて貰うことにしている。上手な人がハンドリングすると、跛行を見せなくしてし
まうことが多いので。(上手な人は跛行を改善させるハンドリングが行える)


真横から見てみましょう。頸部や背中(背線)、尾の位置、そして歩幅(関節可動域)に注意してみます。上下動が
ある場合は、相当な重症とみてもよいでしょう。

 

 

 

仔犬たちの今後の予定

”10月24日生まれ”の子犬達の今後の予定は、

※生後60日目=12月22日

12月25日以降/運動場に於いて子犬達の観察(見学)が可能になります。

@第二回目ワクチン接種予定⇒1月17日頃(前後)
※生後90日目=1月21日
@野外育成期~101日目以降⇒2月1日からは運動場などでの野外育成期/巣立ち可能となります。

こんにちわ~

PHOTO 12/15 52日齢

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トリプルスターの予定表です。

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