トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

パムッカレの中心で叫ぶ(喚く)

2013-04-24 04:03:03 | 日記
昨日のパムッカレ

パムッカレの中心で喚きました。というか、
切れたんです、私しかも、7歳くらいの子供に対して。

近所の子供たちなんだけれど、上のお兄ちゃんが中学生かな?
ケント、エフェスを良く可愛がってくれて、
自分たちも犬を飼うようになったのです。

でも、子犬を拾ってきては、捨て、もらってきては
捨ての繰り返しで、1か月以上面倒を看たためしがない。

で、今度はデニズリという大きな街から、成犬を拾ってきた。
中学生くらいのお兄ちゃんが言うには、
弟へのサプライズプレゼントとのこと。

今度はメス犬。行政が既に避妊や狂犬病予防の注射済みなようで、
その印として、耳にタッグがついていた。

そのメス犬がちゃんと家だと認識するようにと、
数週間、繋がれていて、子供たちは楽しそうに
よく散歩に連れて行った。

もともとフレンドリーなそのメス犬は子供たちにもよく懐いた。
でも、私は絶対に子供たちは飽きると確信していたわけ。
だって、これまでにも子犬たち、半年も持たなかったもの。

私が日本から帰国して、そのメス犬がうちに来るようになり、
どうしてかなと不思議に思っていたら、あの兄弟、今度は
シェパードを飼い始めたのだ。
(親は特殊な職業で、お金はあるみたい。教育には???)

今日、お兄ちゃんが私に、この犬は捨てたんだけれど、戻ってくるんだと、
言った。で、私は切れた

犬にだって、心はあるんだよ!
おもちゃじゃないんだよ。
飽きたから捨てんのか!!
この犬は野良犬だったときのほうが
幸せだったかも知れないのに、
勝手に連れて来て、
要らないからと捨てられてさ。
一生面倒看られないんだら、
飼うんじゃねー


オヤジ(夫のこと)にたしなめられて、
ふと、気づくと50m先の十数人(ツーリスト含む)やら、
周囲の人たちが私に注目していた。

トルコ語が分からないツーリストは
子供を怒っている変な日本人だと思っただろうな。

トルコ人からすると、私が何で犬に対してムキになるのか
理解しがたいようだ。人間の子供は痛い、とでも何とでも
口にすることができる。でも、犬たちは話せない。
だから、私が代弁しているんだよ。

あのメス犬、避妊しているし、私が飼っちゃう??
今悩んでいます。オヤジが何と言うかわからないけど。
オヤジも、あの犬に対して心を痛めているらしい。

私、病気かな?
ニュースで人が死んだと聞いても
あら、そう。かわいそうくらいにしか
感じないのに、会ったこともない、
どこぞのワンコが死んじゃっただなんて
記事を読むと涙がボロボロで
その飼い主さんのことまで考えちゃって
眠れないのだ。
なので、最近、ずっと犬たちのことで泣いてばかりいる私。

近所の兄弟に捨てられちゃったワンコ↑
うちの食堂の入り口で中に入らず、
ずっと待っているのが、律儀でしょ?


デニズリの繁華街で昼寝をする野良犬たち。

トルコの野良犬は変な飼い主に飼われるより、
野良で生きていくほうが、幸せなんです。
人々は野良犬に餌をあげ、冬は寒かろうと
マットを敷いてあげるんです。


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コメント (16)
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