トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

愛犬食べられますか?

2013-11-04 22:14:16 | 日記
今日のパムッカレ


昨日のニュース
以下転載

3か月歩き回ってもまるで人里には出ない焦りと、餓死寸前の体。こうした極限の状態では「愛犬を食する」ことすら思いついてしまうようだ。カナダでは今、瀕死のハイカーの下した決断が大きな波紋を広げている。

愛犬のジャーマン・シェパードを連れてカヌー・トレッキングに出かけるも、キャンプの最中に熊に襲われてカヌーを壊され、テントごと食料を奪われてしまったマルコ・ラヴォアさん(44)。彼はそこから先、愛犬とともにカナダ・オタワから500km以上も北に離れたマタガミ周辺の原野を、ノタウェー川を頼りに3か月もさまようはめになってしまった。

家族からの捜索願は単なる「行方不明」であり、情報が不足していたことも災いした。いくら歩き回っても人里に出ることはなく、リュックの中の食料が尽きて数日後、歩く体力を失った彼はふと愛犬の肉を食することを思いついてしまう。しかし“あの時、激しく吠えて熊を追い払ってくれたのはこの犬。自分ひとりだったらもはや生きてはいまい。命の恩人ともいえるこの犬を殺すことが許されるのか”とマルコさんは2~3日深く悩み苦しんだそうだ。しかし「それでも生きて家に帰りたい」と強く望んだ彼は、大きな石で愛犬を殴打した。

レスキュー隊がついに発見した時のマルコさんは、ひどい脱水症状に陥り体重は40kgも落ちていた。重症患者として病院に運ばれ、現在も治療が続けられている。サバイバル技術の指導者ケイレブ・マスグレイヴ氏は、今回の件についてこのように語っている。

「カナダのあのあたりには、食べられるような植物の実や木の芽はほとんどありません。もしもその決断を下さなければ、彼は確実に死に向かっていたはずです。無防備なスタイルで3か月も生き延びられたのは奇跡、彼はむしろ英雄ですよ。」

愛犬家からは非難の声が相次いでいる中で、動物と人間の関わりについて長く研究してきた動物学が専門のアンドレ・フランソワ・ブールボー氏も、マルコさんの決断を肯定的に捉え、『Toronto Sun』紙にこうコメントしている。

「生きるためにこの決断を下しただけです。私はこれで良かったと思いますよ。精神的にギリギリまで追い詰められた人間の究極の選択です。恥じることは何もありません。」


以上転載でした。



英雄だとは思わないけれど、極限状態を経験したことはないので
非難もする気はないです。
ただ、あまりにも衝撃的過ぎで、考えさせられました。

自分だったらどうするか?

今の私の立場だったら、
絶対に食べないし、一緒に死ぬか、自分が死んだら
私を食べて生き延びて欲しいです。
ケント、エフェスは私の大事な子供です。
でも、生きたい!と思ったら、
私もケントエフェスが愛する我が子ではなく、
ただの動物に見えちゃうのかなあ・・・。

ほら、今自分の尿を飲めるか?って言われたら、
絶対に嫌でしょ?でも、阪神大震災だったかな?
建物崩壊して、生き埋めになり
自分のを飲んで生きのびたという話もありましたよね。
追い詰められたら、どんな行動をするかわかりませんもの。



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コメント (21)
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