舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

石焼ビビンバ・みや御苑

2008-01-15 23:48:13 | 美食礼讃
宇都宮市のトイザらスの近くにあるお気に入りのビビンバ店「みや御苑」が、少し前に改装されました。
そしてありがたいことに改装を機に昼休みが撤廃され、5時半までランチが食べられるようになりました♪
中途半端な時間に食事することの多い我が家にとって、ファミレス以外の選択肢が広がるのはほんとにうれしいです。
この「みや御苑」も今までは昼休みや定休日にぶちあたって行けないことが多かったですからね。


みや御苑のランチはたくさんの種類から選べるビビンバをメインに、ドリンク、サラダ、スープ、デザートがつくお得なセットです。
しかもビビンバにはお好みでキムチがトッピングできるのです!!!ありがた~~い。
我々は通常のランチセットに加え、このトッピングと「ナムルの盛り合わせ」を追加します。

焼肉や韓国料理のお店で必ず頼むのがこのナムル盛り合わせです。
ビビンバにも入っているんですが、ナムルはだいたいそのお店の味を最も端的にあらわしていますので、ぜひとも単品で味わいたいところです。
ナムルが美味しいとあとの料理にも期待が持てますし、それが裏切られることはまずないといえましょう。

「みや御苑」のナムルはしっとりで優しい味が特徴です。味付けも濃すぎないし、酸味や辛味も控えめ。
そしてビビンバもこのナムルから想像できるとおりに、ご飯はしっとりめで元の味はあまりしっかり付けられていません。
ご飯がしっとりしててもさほどベチョッとした感じがしないのは、雑穀米を使っているからかもしれません。
もっともマミちゃんはパラッとしたビビンバの方が好きなので、敢えて持ち帰って水分が飛んだ頃合いに食べたりしています。

味付けが薄くされているのは、各人が好きなように味を付けられるようにするためです。
したがって卓上にはビビンバのたれ・コチュジャン・マヨネーズが備え付けられています。

ときおり自分の腕に変な自信を持っており、客が勝手に調味料をかけて味を変えるのを嫌がる料理人がいますが、あれははっきりいって勘違いです。プロじゃないですね。
だって味覚は個人個人違うんだもの。そりゃ、寿司にケチャップかけられたりしたらちょっと困りますが、濃い薄いの好みなんてのは料理の出来とは関係なく千差万別だからね。「この味はすべての人にとって美味しい」というのはありえないわけです。
だからそういう押しつけがましい料理人の作ったものにかぎってたいして美味しくなかったりするんだよなあ(笑)。これはすべての業界のプロに共通する現象なんじゃないかという気がします。

幸い、このお店ではそんなことを気にしなくてよく、安心して好みの味に仕上げることができます。
私はまずビビンバのたれを石の器の内側にグルッと一周かけ、それによってご飯を香ばしく焦がします。
卵黄をユッケと混ぜ合わせてから全体をかき混ぜにかかり、だいたい混ざったところでほかの調味料も投入。
卓上のコチュジャン(ここのは優しい味なので結構タップリいきます)とマヨネーズに加え、お願いすればおろしニンニクもいただけます。

ビビンバにマヨネーズというのは私もここで初めて体験したのですが、コクが加わってなかなかいけます。
ただ、かけ過ぎるとネチョッとしてしまうので、特にマヨラーでない限りは加減しながらかけるのがポイントです。

こまめに味見しながら必要に応じて調味料を足しつつ、余計な水分を飛ばすべくしっかりかき混ぜ続けます。
このお店は予めスプーンを二つ用意しておいてくれるのがありがたいですね。

十分に混ざったら、私は猫舌なので小皿に取っていただきます。
この頃には既にご飯がケチャップライスのような色になっています。でもここのキムチもコチュジャンも色の割に辛さは優しいですから、見た目ほどは辛くありません。
ユッケにいい感じに熱が通って、野菜もたっぷり食べられて、とても美味しいビビンバです。

食後の〆は冷たい杏仁豆腐です。これもいくつかの味から選ぶことができます。
うちはだいたい、マンゴーソースがけか小豆入りの抹茶杏仁をいただきます。
ビビンバをたっぷり食べた後なので、デザートはこのくらいの量で丁度良いですね。

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