一昨日の日曜日、Hula on ASUKA IIでご縁のあったお二人、キナ&カラニ両先生のお教室Ke Ala O Ke Ao Cultural Arts Studioの発表会に馳せ参じました
会場はフラ関係の発表会が色々開かれている昭和女子大学の記念講堂です。
なんで大学の講堂で?といつも不思議に思っていたのですが、今回行ってみたら都内では珍しくゆったりとスペースが取られた座席配置や、立派なホールでありながらステージと客席とのほど良い近さなど、良い公演が出来そうな会場だなあという印象を受けました。
満席で公演がスタート。
第一部は観客がお教室にヴァーチャルトリップして生徒さん達と一緒にレッスンを体験するというユニークな演出で、オープニングの演出といい、各クラスの生徒さん達が踊る前に発表曲について調べた事の発表を行うというまさに「学習発表会」的な構成といい、とても趣向が凝らされていて最初から最後まで楽しく拝見しました。
とくに冒頭のベーシックステップの実演風景は、実際のレッスンさながらに両先生によるイプヘケ&丁寧な解説とともに見せていただけたため、皆さんの演技を見る前にお二人のスタイルを良く知る事が出来てとても興味深かったです。
コレ、すべてのお教室の発表会でやって欲しいくらいだなぁ~。
その後の生徒さん達の発表の合間合間にも両先生の解説やトークが入るわけですが、これがとにかく面白い!!!
そしてトークからお二人の無限に溢れ出るアロハスピリットの一端を垣間見る事が出来たのも良かったです。
まあ世の中のフラ・ダンサーには二言目には簡単にアロハスピリットって言葉を使う人達がいるわけですけれども(笑)、独善でも偽善でもない純粋な・本物のアロハの精神を持っている人というのはあんがい少ないものです。生粋のハワイアンでさえ必ず持っているというわけではなかったりします。
本物のアロハスピリットって、実はすごいさりげないところに自然に見え隠れするモノなんだよなぁ。
そうそう、ちょうど凄くフラの上手い人の「良いポイント」が自然な動作の中にさり気なく隠れていて、何故素敵なのかパッと見ではわからないのに似ています。
そんな本物のアロハ溢れる両先生が滂沱の涙を流して感動しておられたクプナクラスの皆さんの踊りは、本当に上品で美しかったです
また、お二人の踊りのスタイルをたいへん忠実に受け継いでいるカネクラスの皆さんも素敵でした
もちろん本物なのはアロハスピリットだけではなく、フラや音楽についても本物のハワイへのこだわりが随所に光っていました
ゲストミュージシャンの方の事も「目をつぶればハワイ人が演奏しているように聞こえる」と紹介してらっしゃいました。
フラもハワイアン・ミュージックもハワイの文化です。
ですからハワイアンから見て「ガイジン」である我々がなすべき事は、ハワイのフラ・ハワイの音楽をリスペクトして、出来る限りハワイのそれに近づけようと努力する事なのです。
技術的にどうこう以前に、まず「ハワイらしさ」を見失わずに追求すること。
これ、何よりも大切で当り前の事なのに、多くの日本人ダンサーが忘れているのではないでしょうか。
日本人にとって難しいのは、「ハワイらしさ」とは前述のアロハスピリットや素敵なフラと同じく「さり気なく見え隠れするモノ」である事です。
ハワイアンであるキナ&カラニ両先生ならたったの数秒で容易に判別出来る事ですが、我々日本人(というより非ハワイアン)はまず「何が本物のハワイらしいか」を見極める目を養うところから始めなくちゃなりません。
ハワイの高名な○○先生に師事しているとか、どこそこのコンペで賞を取ったとか、まして立派な学歴があるとか、そういうハッキリ目に見えるものだけに頼っていてはいつまで経っても本物を見極める目は養えないので、一旦そういうのを全部取っ払って、純粋にその人のフラまたは歌/演奏自体を見るようにする事がとても大切です。
そんなわけで、ハワイへの愛とプライドに溢れたキナ&カラニ両先生のフラのみならずハワイ文化全般に対する姿勢からは、我々ハワイ文化にかかわる日本人が学ぶべきところが沢山ありました。
ハワイアンから見て「ガイジン」である我々は、お二人のように生まれながらにして自然に本物のハワイを体現する事はなかなか出来ないけれど、それでもリスペクトの気持と努力によって、本物のハワイアンのフィーリングに限りなく近づけるはずです。
カラニ先生おっしゃるところの「踊っている後ろ姿を見たらハワイアンみたい」なフラを極めるべく、今後も頑張っていきまっしょい

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会場はフラ関係の発表会が色々開かれている昭和女子大学の記念講堂です。
なんで大学の講堂で?といつも不思議に思っていたのですが、今回行ってみたら都内では珍しくゆったりとスペースが取られた座席配置や、立派なホールでありながらステージと客席とのほど良い近さなど、良い公演が出来そうな会場だなあという印象を受けました。
満席で公演がスタート。
第一部は観客がお教室にヴァーチャルトリップして生徒さん達と一緒にレッスンを体験するというユニークな演出で、オープニングの演出といい、各クラスの生徒さん達が踊る前に発表曲について調べた事の発表を行うというまさに「学習発表会」的な構成といい、とても趣向が凝らされていて最初から最後まで楽しく拝見しました。
とくに冒頭のベーシックステップの実演風景は、実際のレッスンさながらに両先生によるイプヘケ&丁寧な解説とともに見せていただけたため、皆さんの演技を見る前にお二人のスタイルを良く知る事が出来てとても興味深かったです。
コレ、すべてのお教室の発表会でやって欲しいくらいだなぁ~。
その後の生徒さん達の発表の合間合間にも両先生の解説やトークが入るわけですが、これがとにかく面白い!!!
そしてトークからお二人の無限に溢れ出るアロハスピリットの一端を垣間見る事が出来たのも良かったです。
まあ世の中のフラ・ダンサーには二言目には簡単にアロハスピリットって言葉を使う人達がいるわけですけれども(笑)、独善でも偽善でもない純粋な・本物のアロハの精神を持っている人というのはあんがい少ないものです。生粋のハワイアンでさえ必ず持っているというわけではなかったりします。
本物のアロハスピリットって、実はすごいさりげないところに自然に見え隠れするモノなんだよなぁ。
そうそう、ちょうど凄くフラの上手い人の「良いポイント」が自然な動作の中にさり気なく隠れていて、何故素敵なのかパッと見ではわからないのに似ています。
そんな本物のアロハ溢れる両先生が滂沱の涙を流して感動しておられたクプナクラスの皆さんの踊りは、本当に上品で美しかったです

また、お二人の踊りのスタイルをたいへん忠実に受け継いでいるカネクラスの皆さんも素敵でした

もちろん本物なのはアロハスピリットだけではなく、フラや音楽についても本物のハワイへのこだわりが随所に光っていました

ゲストミュージシャンの方の事も「目をつぶればハワイ人が演奏しているように聞こえる」と紹介してらっしゃいました。
フラもハワイアン・ミュージックもハワイの文化です。
ですからハワイアンから見て「ガイジン」である我々がなすべき事は、ハワイのフラ・ハワイの音楽をリスペクトして、出来る限りハワイのそれに近づけようと努力する事なのです。
技術的にどうこう以前に、まず「ハワイらしさ」を見失わずに追求すること。
これ、何よりも大切で当り前の事なのに、多くの日本人ダンサーが忘れているのではないでしょうか。
日本人にとって難しいのは、「ハワイらしさ」とは前述のアロハスピリットや素敵なフラと同じく「さり気なく見え隠れするモノ」である事です。
ハワイアンであるキナ&カラニ両先生ならたったの数秒で容易に判別出来る事ですが、我々日本人(というより非ハワイアン)はまず「何が本物のハワイらしいか」を見極める目を養うところから始めなくちゃなりません。
ハワイの高名な○○先生に師事しているとか、どこそこのコンペで賞を取ったとか、まして立派な学歴があるとか、そういうハッキリ目に見えるものだけに頼っていてはいつまで経っても本物を見極める目は養えないので、一旦そういうのを全部取っ払って、純粋にその人のフラまたは歌/演奏自体を見るようにする事がとても大切です。
そんなわけで、ハワイへの愛とプライドに溢れたキナ&カラニ両先生のフラのみならずハワイ文化全般に対する姿勢からは、我々ハワイ文化にかかわる日本人が学ぶべきところが沢山ありました。
ハワイアンから見て「ガイジン」である我々は、お二人のように生まれながらにして自然に本物のハワイを体現する事はなかなか出来ないけれど、それでもリスペクトの気持と努力によって、本物のハワイアンのフィーリングに限りなく近づけるはずです。
カラニ先生おっしゃるところの「踊っている後ろ姿を見たらハワイアンみたい」なフラを極めるべく、今後も頑張っていきまっしょい


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