皆様大変ご無沙汰しております。
第51回メリーモナーク・フェスティバルに行って参りました
今回は本当にギリギリまで行けるかどうかわからず、こりゃホノルルでテレビ観戦かなとか思っていたので準備も後手後手に回り(いやそれはいつもの事だろう)、けっきょく出発日は一睡もせずに発つハメに…
そんなコンディションで飛行機に乗って飲む酒は効くのなんの。シャンパン4~5杯で酔いが回るとか、私ゃ本当は下戸なんじゃないかという気がしたものです。
って、帰還早々話題が逸れまくりだよ。
メリーモナークの話だってば。
今回も前夜祭を含めた4夜にわたり、お尻が痛くなるのも構わずひたすらメモを取り4桁に及ぶ枚数の写真を撮り続けました。
そうそう、写真といえばけっきょく今回は一眼のカメラについて何のお咎めもありませんでした。
というか、ルールとしては券の後ろにまで記載されているのに、実際には明らかに一般の人が大きなレンズをつけた一眼で撮りまくってても誰一人注意されてませんでした。
まるっきり「ハロウィーンに全身仮装でシーに入っちゃう人」に対するのと同じ状態(笑)。どうせ徹底出来ないルールなら最初から設けなきゃいいものを…。
しかも一眼は「商用写真の無断撮影を防ぐため」という理由で禁じられてるわけですが、きょうびコンパクトデジカメにもいくらでも性能の良いのがありますから、この禁止にはほとんど意味が無い。
そんな事で私も2日目以降はニコンの一眼と今回ゲットしたキャノンのレンズ一体型カメラの2台持ちで行きました。
キャノンさんは何しろ光学ズームが30倍なので、モノによってはこちらの方が理想的に撮れる場合もあり、2台にして使い分けるようにして正解でした。
4桁の画像から取っときのを推敲してブログに載せますので、よろしかったらご覧下さいまし
で、撮影と並行して感想メモも取りました(しっかし、あの長い時間中ずっと休みなくカメラをとっかえひっかえしてノートに何か書きなぐってる私を見てお隣さんはさぞ謎に思ったに違いありません)。
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こちらが実際のノートです。
はい、大方の予想どおり毒々しさ満点です。
ところどころから禍々しい瘴気が発しているのすら見えそうです。
こちらの殴り書きも推敲の上で記事に………したいところなんですが、これ結構厚めのオブラートに包まないと相当アレな内容なんですがどうでしょう。
あくまでも私のキャラを崩さずにヤドクガエル節全開で行くか、それとも
アロハの心
を尊んで綺麗ごとのみに終始するか
(笑)
現地でご一緒したKさん(仮名)に「毒々しい方が読んでいて面白い」という私にとっては地獄に垂らされた蜘蛛の糸にも等しい救いのお言葉を賜り、調子に乗って縋らせていただこうかと考える次第です(笑)。
毒と言っても私個人の感想を率直に申し上げるだけであり、誰かを中傷する意図は(いつもと同様に)一切無い事を重ね重ねおことわりしておきます。
あと、至極当然の事ですが「個人の感想」というのは一人ひとり異なっているからこそ「個人の感想」であるわけで、そこには必ず何らかの偏りが生じます。
「みんなちがってみんないい」は確かに美しい理想論ではあるけれど、一つの物事を熱心に追求すればするほど、その経験で培った確固たる価値観というものが生まれます。
あまりに強固になると、あるいは偏っていると受け取られかねないほどに。
たとえばメリーモナークの審査員の方々。
審査員に選ばれるのはフラやハワイ語・ハワイの文化全般に通じたエキスパートばかりです。
そのエキスパート達が審査するにも関わらず、審査員のメンバーが少し変わると結果が劇的に変化します。
去年優勝した所が今年は箸にも棒にも引っ掛からなかったなんて事がザラに起こります。
それは何故か。
審査員一人ひとりが異なる価値観を持っているからに他なりません。
極端な話、同じ年に審査員席に座った人同士が真っ向から異なる考え方を持っている事もあるでしょう。
しかし、それはどちらか又は両方が間違っているのではありません。
かたくなに「私はこれを認められない」と主張する人を「それは偏見だ」の一言で片付けるのはたやすいですが、その主張を持つに至った経緯が存在するという事に考えが及ばない人こそ偏狭なのではないでしょうか。
メリモの審査員ほどじゃなく一介の指導者としても、自分の価値観を確立出来てないのは大変問題です。
ウヴェヘの時に膝を開くか閉じたままか、あるいは開いたのと開いてないのを別のステップとして区別するのか、また踵を上げる厳密なタイミングはどこか、それらは教室ごとにハッキリしているべきであって、どっちでも良いわよなんて言う先生がいたらほぼ確実にニセモノだ(笑)。
ここではわかりやすく具体的なステップで例示しましたが、フラ全般において指導者は確立された自分のスタイル、一貫した価値観を持ってなければなりません。
もちろん、誰かハワイのクムの受け売りとか、その時によってコロコロ変わるような脆弱な価値観じゃありませんよ。
そう考えると、メリーモナークの審査員になるほどの人物であればフラについて自分の強固な考えを持っていてしかるべきであり、審査結果がメンバーによって極端に偏るのも止むを得ないのかなと思います。
まあ流石に今回のミスアロハフラ(特に1位と2位の異常な点差)ほど極端になりゃ流石にツッコミを入れたくもなりますけどね(笑)。
その辺りの具体的な話は後日の記事で取り上げたいと思います。
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第51回メリーモナーク・フェスティバルに行って参りました
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今回は本当にギリギリまで行けるかどうかわからず、こりゃホノルルでテレビ観戦かなとか思っていたので準備も後手後手に回り(いやそれはいつもの事だろう)、けっきょく出発日は一睡もせずに発つハメに…
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そんなコンディションで飛行機に乗って飲む酒は効くのなんの。シャンパン4~5杯で酔いが回るとか、私ゃ本当は下戸なんじゃないかという気がしたものです。
って、帰還早々話題が逸れまくりだよ。
メリーモナークの話だってば。
今回も前夜祭を含めた4夜にわたり、お尻が痛くなるのも構わずひたすらメモを取り4桁に及ぶ枚数の写真を撮り続けました。
そうそう、写真といえばけっきょく今回は一眼のカメラについて何のお咎めもありませんでした。
というか、ルールとしては券の後ろにまで記載されているのに、実際には明らかに一般の人が大きなレンズをつけた一眼で撮りまくってても誰一人注意されてませんでした。
まるっきり「ハロウィーンに全身仮装でシーに入っちゃう人」に対するのと同じ状態(笑)。どうせ徹底出来ないルールなら最初から設けなきゃいいものを…。
しかも一眼は「商用写真の無断撮影を防ぐため」という理由で禁じられてるわけですが、きょうびコンパクトデジカメにもいくらでも性能の良いのがありますから、この禁止にはほとんど意味が無い。
そんな事で私も2日目以降はニコンの一眼と今回ゲットしたキャノンのレンズ一体型カメラの2台持ちで行きました。
キャノンさんは何しろ光学ズームが30倍なので、モノによってはこちらの方が理想的に撮れる場合もあり、2台にして使い分けるようにして正解でした。
4桁の画像から取っときのを推敲してブログに載せますので、よろしかったらご覧下さいまし
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で、撮影と並行して感想メモも取りました(しっかし、あの長い時間中ずっと休みなくカメラをとっかえひっかえしてノートに何か書きなぐってる私を見てお隣さんはさぞ謎に思ったに違いありません)。
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はい、大方の予想どおり毒々しさ満点です。
ところどころから禍々しい瘴気が発しているのすら見えそうです。
こちらの殴り書きも推敲の上で記事に………したいところなんですが、これ結構厚めのオブラートに包まないと相当アレな内容なんですがどうでしょう。
あくまでも私のキャラを崩さずにヤドクガエル節全開で行くか、それとも
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現地でご一緒したKさん(仮名)に「毒々しい方が読んでいて面白い」という私にとっては地獄に垂らされた蜘蛛の糸にも等しい救いのお言葉を賜り、調子に乗って縋らせていただこうかと考える次第です(笑)。
毒と言っても私個人の感想を率直に申し上げるだけであり、誰かを中傷する意図は(いつもと同様に)一切無い事を重ね重ねおことわりしておきます。
あと、至極当然の事ですが「個人の感想」というのは一人ひとり異なっているからこそ「個人の感想」であるわけで、そこには必ず何らかの偏りが生じます。
「みんなちがってみんないい」は確かに美しい理想論ではあるけれど、一つの物事を熱心に追求すればするほど、その経験で培った確固たる価値観というものが生まれます。
あまりに強固になると、あるいは偏っていると受け取られかねないほどに。
たとえばメリーモナークの審査員の方々。
審査員に選ばれるのはフラやハワイ語・ハワイの文化全般に通じたエキスパートばかりです。
そのエキスパート達が審査するにも関わらず、審査員のメンバーが少し変わると結果が劇的に変化します。
去年優勝した所が今年は箸にも棒にも引っ掛からなかったなんて事がザラに起こります。
それは何故か。
審査員一人ひとりが異なる価値観を持っているからに他なりません。
極端な話、同じ年に審査員席に座った人同士が真っ向から異なる考え方を持っている事もあるでしょう。
しかし、それはどちらか又は両方が間違っているのではありません。
かたくなに「私はこれを認められない」と主張する人を「それは偏見だ」の一言で片付けるのはたやすいですが、その主張を持つに至った経緯が存在するという事に考えが及ばない人こそ偏狭なのではないでしょうか。
メリモの審査員ほどじゃなく一介の指導者としても、自分の価値観を確立出来てないのは大変問題です。
ウヴェヘの時に膝を開くか閉じたままか、あるいは開いたのと開いてないのを別のステップとして区別するのか、また踵を上げる厳密なタイミングはどこか、それらは教室ごとにハッキリしているべきであって、どっちでも良いわよなんて言う先生がいたらほぼ確実にニセモノだ(笑)。
ここではわかりやすく具体的なステップで例示しましたが、フラ全般において指導者は確立された自分のスタイル、一貫した価値観を持ってなければなりません。
もちろん、誰かハワイのクムの受け売りとか、その時によってコロコロ変わるような脆弱な価値観じゃありませんよ。
そう考えると、メリーモナークの審査員になるほどの人物であればフラについて自分の強固な考えを持っていてしかるべきであり、審査結果がメンバーによって極端に偏るのも止むを得ないのかなと思います。
まあ流石に今回のミスアロハフラ(特に1位と2位の異常な点差)ほど極端になりゃ流石にツッコミを入れたくもなりますけどね(笑)。
その辺りの具体的な話は後日の記事で取り上げたいと思います。
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