舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

2014 Hula on ASUKA II (1)

2014-11-27 05:57:00 | おでかけ
今年もいよいよフラ三昧クルーズの日がやって参りました~
出発日まであまりにも忙しくて、どうやって荷造りしたのか正直記憶が曖昧です(笑)。




しかしそれでも何とか無事に横浜まで辿り着いたぜ。
そして初っ端から聘珍楼というね。
やっぱ横浜に来たら聘珍楼は外せません
乗船は夜だというのに、聘珍楼のランチに間に合わせるべく出港7時間前から横浜入り致しました。


その後、我々にとってのもう一つの定番コース「ニライカナイ」でマッサージしてもらい、いよいよ大桟橋へ




おお、玄関にリースが飾られている~
中にも大きなツリーがあって、すっかりクリスマスムードでした
そういえば聘珍楼にもトナカイさんがいたなあ



ィ横浜と言えばこちらの御仁に見送られ、いよいよ乗船です


今回も乗船口のそばに3人分の演奏スペースが設けられているので、これはもしやと期待しながら見守っていたら……




キタ━━━━━━\(゜∀゜)/━━━━━━ !!!!!
このゴージャスな横顔はやっぱりホオさん



そうそう、ホオさんと言えば皆様、ケアリイ・レイシェルさんのアルバムのホオさんコラボ曲はもうお聴きになりまして?(※何故に口調がマダム風
おなじみカヒコの定番曲がアッと驚くゴージャスでエレガントなナンバーに生まれ変わり、ホオさんの魅力が炸裂しております


もちろんキナさん&カラニさんもいつもどおりハワイの風が吹いてきそうな爽やかで軽やかな歌声を聴かせてくださいました
この歌い方には、やっぱりハワイらしいフラが合っているよなあ


そんな素晴らしいミュージシャンの皆さんの生演奏を聴きつつ乗船出来るとかとんでもなく贅沢なわけで、すぐそばに船のカメラマンさんが控えていて一緒に記念写真を撮らせてくれるんですが、コレは一体どうした事でしょう、ほとんどのお客さんがこの豪華なバンドを背景にして思いっきり前に立って写真撮っちゃってるじゃないですか!
も、もったいない!たんなる背景にするのはあまりにももったいない顔ぶれなんですよ!!




というわけで我々は存分に敬意を表してみました。
約一名ポーズの主旨を理解していない3歳児がいるのは気にしない。





ライトアップされている夜の飛鳥の横を通って乗船します。




ククイナッツレイを掛けてもらって船の前でも記念撮影~
写真を撮ってもらったり自分で撮ったりしながらゆるゆる進む我々の事を、何かすごく急いで乗り込もうとするお客さん達がバンバン追い越していったけど、せっかくハワイなクルーズなんですから、ここからハワイアンタイムでのんびり行きましょうや




出港は夜9時でした
スタートがこんなに遅いのは寂しいけれど、とりあえず夜景は綺麗だ。




しかし我々は色気より食い気だ。
出航パーティーは華麗にスルーして食堂へ直行しました。
なんせ先程の聘珍楼からもう5~6時間経っちゃったし、今夜は出港は遅いせいで夕食がないので、夜のライヴを前に腹ごしらえしておかねばならぬのです。
それに、飛鳥でこの中途半端な時間に頂ける軽食シリーズは結構美味しいのです
ハンバーガーやカレー、焼きそばなどほんとに「軽食」って感じのメニューなんだけど、味は流石なんですよね
まあライヴ後には夜食もあるんですけどそれは別腹です。




お腹が満たされたところでライヴ会場に移動です
今回、夕食もないくらいなので1日目の催しは無いかな…と期待してなかったのですが、なんとキナさん&カラニさんwithホオさんとナニ・リム・ヤップ先生がそれぞれ2ステージ演奏してくださいました
よかったよおお。この日のショーが皆無だったら、ヤケ食いヤケ酒に走っちゃうところだったよおお




今夜もまた美しいナニ先生
おっ、今回もサニーさんがいらっしゃってるんですね
あいにく今年はお母様とローナさんはいらっしゃいませんでしたが、サニーさんの左後ろの若い男性(なんとまだ18歳!!!)がなかなか綺麗な歌声を聴かせてくださいました




最初はナニ先生のライヴから
毎回飛鳥でお会いする美しいダンサーのお姉さんお二人も踊ってくださいました
ちなみにこちらの方々はキナさん&カラニさんと故郷の同窓生らしく、旧知の仲だそうです。
そういえばキナさん&カラニさんもコナ出身ですものね~



そして、美しいと言えば女性ダンサー以上に美しいのがBABAちゃんことナニ先生のご子息・マナオラさん
この方の踊りの美しさは本当に驚嘆に値します
特に私は10年くらい前から彼の踊りを拝見しておりますので、近年の目覚ましい躍進ぶりに毎回感動しております。
この年齢で「程良くチカラの抜けたフラ」、私が言うところの良い意味で「若くない」フラを我がものにしているのは本当に素晴らしい事なのです

「若くない」と言っても、歳を取れば誰もが円熟味のあるフラを踊れるかと言ったらそんな簡単な事ではなく、フラにおいてはムダな力を抜く事も技術のうちなのです。
特に実年齢が若いうちはムダな力が入りやすく、どんなに外見がピチピチ(死語)であろうとも、要らぬところに力のみなぎっているフラは痛々しいものです。




その点現在のマナオラさんのフラは、実年齢を超越した格調高さが感じられる美しい踊りで、芯が通っているためどんなに速い曲でも安定感があり、踊り手として是非お手本にしたいダンサーのお一人です。




マナオラさんの妹さん(写真右側)もますます素晴らしいダンサーになってますね
もともと容姿も踊りも美しいお嬢さんですが、今回の飛鳥で拝見したら今までより顔(首)の付け方が格段に魅力的になったように感じました。
年々威厳をそなえつつあるお兄さんのフラと比べると、妹さんのフラは色っぽい感じ。ご兄妹のそれぞれに異なる魅力があるところも素晴らしいです。




そしてご兄妹のお母さんであるナニ先生
いつ見てもエレガントで美しいフラです
どこをとってもNaniなナニ先生のフラの中でも、非常にマニアックな重箱の隅をつつきますと、個人的にナニ先生の顔の角度、それも下の向き方がとっても好きです。
ナニ先生が歌の中で「女性」という意味の動作をしながら上から下を見ると、そこには直接「美しい」という歌詞が出て来なくても、その見方だけで「ああ、ここで歌われているのは美しい女性なんだなあ」ってところまで想像出来てしまうんですね。
この動作の美しさはナニ先生独特のもので、二人のお子さんのどちらとも違うんですね。実に面白い。




途中でみんな大好きKa Uluwehi O Ke Kaiも演奏されました。
みんな大好きなはずなのに(笑)、お客さんは誰も出て来なかったなあ。
でもハワイのダンサーの皆さんが踊ってくださってフロアが賑やかに

四代目も内輪のメンバーの前でひっそりと踊りました。




Nui ke aloha~



Wela i ka lā~

四代目は結構この曲が好きなようで、歌いながら踊るだけでなく、今日などコレの替え歌までやってました。
アンタは嘉門達夫さんかィ。




なんとマナオラさんは三種の神器=イプ、ウリウリ、プイリを使った踊りも披露してくださいました

最初はイプから。
こんな小さいイプなのに、ウとテの音の差異が非常に明瞭で、生演奏の大音量の中たった一人で踊っていてもしっかりとイプの音が聞こえました。
実に素晴らしい!イプの模範演技というべきフラでした




プイリも凄かった~。メチャクチャ速いのに、肘から上がピタリと動かないの。




そしてウリウリ。美しい姿勢に注目です。
だいたい楽器や道具を持つとそちらに神経が行きますから、姿勢が悪くなりがちです。
楽器を持っていても良い姿勢を保てるのは、その姿勢が完全に自分のモノになっている証拠ですね。

楽器を用いたフラはクム級の方が踊るのを見る機会が少ないため、その稀有なチャンスにマナオラさんやカムエラのカウイさんの「これぞ模範演技!」な楽器モノを見るとたいへん勉強になります。
私ももっとブラッシュアップしないとな~。

というか、楽器モノはステージが華やかになりますし、リズム感習得のためにも是非ともおすすめではありますが、やはり(マナオラさんレベルとまではいわずとも)人前で見せる以上はある程度の水準に達しないとキビシーです。
何せ楽器ですからね。お遊戯で幼児が持つ小道具と違い、「演奏」と呼べる動作が出来てナンボなので、リズムを外さないとか、イプならウとテを叩き分けるなどの最低限のラインをクリアした上で人様にお見せしたいものです。
もともとイプやプイリの音が入ってる音源を使って誤魔化そうったって見る人が見たら手つきでバレバレですからね(笑)。




…などという楽器フラ談義に花を咲かせているうちに後半戦、いよいよキナさん&カラニさんwithホオさんの夢のコラボバンドの登場です。




あああ、ホオさんの流し目が色っぽい




途中でPearly Shells体験コーナーがあり、四代目(と付添いのロズ)も参加しました。




四代目の大好きな波のモーション。




太陽のモーションもありました。


それにしてもこのコーナーには随分大勢の方が参加してました。
あれ、さっきKa Uluwehi O Ke Kaiで誰も出て来なかったけど、みんな本当は踊りたいんじゃないか

こういうメレフラでは、踊りたい人はもっと積極的に出た方が楽しいと思うなぁ。
特に個人や少人数で参加している方にこそどんどん出て頂きたいものです。その方がメレフラの雰囲気としては絶対に良いです。
踊りがウロ覚えだって、予想外のアレンジにまごついたっていいのです。それが生演奏メレフラの醍醐味なのですから。

メレフラの極意は(というかフラは遍くそうだと思いますが)、「純粋に踊りを楽しむこと」これに尽きます。
ただただ音楽に身を任せ、純粋に踊る事自体を楽しむ、これぞメレフラを最も楽しむ方法ですし、そのように楽しんでいるダンサーを見た他の人も楽しい気持になり、全体の雰囲気が盛り上がる事に繋がります。
メレフラに参加する方は、人目は気にせず積極的に出ましょう




たっぷり観て踊った後は夜食です。
コーヒー一杯やフルーツ少々のみで済ませる他の方々と違い、我々はちょっとしたディナーの様相を呈しております。
しかし皆美味しくて間引けない




夜食後、自室に戻ります。
後はウォッカ飲んで寝るだけだ~

なお我々はいちばん安い部屋です(爆)。
いちばん安くたってショーは同じのが観れるからいいんだ~。
まあ吊り下げられた救命ボートに遮られて窓の外はデッキでジョギングしてる人しか見えないんですけどね。




ちなみに、先日のワークショップで船にまつわる曲をレッスンしつつ何度も「僕は飛鳥のほうがいいな」とおっしゃっていたロバート・カジメロ様に代わり、我が家のロバート君を同伴しました(笑)。




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