舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ココスのチゲ鍋

2007-11-29 23:58:01 | 美食礼讃
ココスの冬限定・鍋シリーズに、禁断の悩殺メニュー「豆腐チゲ鍋」が登場しました!!!

ココスの鍋物が始まったのは数年前。
初年は「すき焼き鍋」が登場し、とっても美味しかったのですが、その後は年を追うごとに充実度が下がってきたような感じになり、昨年あたりは最早「鍋物に対してあんまり頑張る気ないのねえ、きっと」感すら漂っておりました。
それがいきなりのチゲ鍋で見事にリベンジです!!!
チゲ鍋のみならず今年は大幅に充実度アップを図ってくださったようで、豆乳コラーゲン鍋、洋風鍋、マーボー豆腐の熱々あんかけなど、かつてなく素敵な冬メニューが目白押しです。

つっても私ゃチゲ鍋しか食べる気ないですけどね。
このチゲ鍋、お店で作っているという自慢の豆腐を筆頭に、うどんや豚肉、白菜、そしてもっとも肝心なトッポッキ(!!!)などの具材が充実している上、キムチとナムルの付け合わせもつき、さらに食後の〆用のご飯と卵黄も完備されているという、親切きわまりないセットです。

メニューを拝見しますと、「鍋の具を食べ終えたらご飯を入れてひと煮立ちし、キムチ雑炊を食べましょう」という解説が付いています。

いますが当然、私はそんなことしません。お勧めの食べ方は何と言っても、しょっぱなからご飯を鍋にレッツ投入!!!

但しほんとの「しょっぱな」じゃないのがミソ。
鍋の中身は生の状態で来ますから、まずは白菜がくたっとするまでご飯を入れずに煮込みます。
私はすき焼きもチゲ鍋もクッタクタになって味がしみ込みまくったのが好きなんですね。

程よくクタってきましたら、別添えの自家製豆腐を小さくして入れます。そうそう、この豆腐はそのまま食べても美味しいですから、野菜が煮えるのを待つ間に一口いただきます♪

この頃になるとキムチスープがだいぶ煮立ってまいります。そしたらいよいよご飯と溶いた卵黄の出番でございます!!!
まあ、これの投入のタイミングは、その時々のキムチスープの量を見て決めます。意外と作る人によってスープの量が違いますので。ということは、必然的に辛さもその都度違うわけで、辛すぎるのがダメな人は予めスープを何匙か外に出しておき、味を見ながら鍋に足していくことをお勧めします。

あとはひたすらおじや状になるまで煮続けます。
私は個人的に水分を飛ばすかご飯に吸わせるかしてモチモチの状態にもつれ込ますのが好きなのです。
まずはスープを沸騰させ、底が焦げ付きそうになってきたら弱火にして、水分が十分に飛ぶまでトロトロと煮込みます。

じつはココスの鍋は昔、とっても焦げ付いてしまうものが使われていたんですね。だから同様の手順ですき焼きおじやを作ると、お店に申し訳ないくらい焦げ付いてしまったのです(笑)。
はっ、もしかしてそういう迷惑な客のせいで鍋メニューの数を縮小していたのか!?
.......し、しかし今は鍋の質も改良され、そういう客が来襲、じゃなかった来店しても大丈夫ですね。

なるたけ焦げ付かせないようにかき混ぜながら煮込み続け、最後までとっても美味しくいただけます。
あ、細長いお餅=トッポッキは、最後の方に食べるのがお勧めです。そうするとキムチスープをしっかり吸って、よく煮られて柔らかくなり、いっそう美味しくなるのです♪
韓国料理店にトッポッキがあると必ず取っている我々ですが、お店のトッポッキはたいてい味付けがおそろしく辛く、お餅なんだかなんなんだか殆どわからない有様になりがちです。
しかしこのトッポッキなら、煮込む過程でついた控えめな味だけですから、お餅そのものの味をしっかり楽しめるのです。

しかし行く機会の多いココスにこんな悩殺メニューが出来てしまって、いったい我々のこの冬はどうなるんでしょうか。って自制しろよ。

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