彼女はご両親と3人暮らし。
あとはお兄さんが結婚して市内に住んでいます。
お母さんと彼女はとてもお花好き。
マンションのベランダにプランターを置いて育てています。
一度だけ遊びに行ったことがありますが、それは素敵なベランダでした。
でもお母さんが言うには
「マンションは暑いから・・本当はお庭のある家で畑とかもしたいのです」と話されていたことがありました。
お父さんの関係でずっと転勤が続いていたので、マンションで引越しの連続。
一戸建ての話が出ても立ち消えという感じになっていました。
「定年になったら家でも買おうか・・」という結論にたどり着きます。
定年まであと2年・・・彼女が言うには「私は早くお庭のあるところに行きたいしお庭でお茶もしたいし・・お嫁に行っても一戸建ては無理だから両親に早く夢を叶えて欲しい。できれば自分でパンやお菓子を焼いて・・」と夢を語ってくれました。
さぁここでドリカム手帳開始。
ご両親には内緒で。
彼女はせっせとお勉強に通ってくれました。
そして3ヵ月後のある日
隣の奥さんが「一戸建てを買うことにしたの」と言いました。
それをご両親が聞いて
「いいですね・・うちはなかなか決められなくて・・定年までとか思ってるんですよ」と言うと、
「私のところもあと一年ですけど、早期退職してのんびりしますわ」とニコニコ。
そういう生きかたもあるのね・・とご両親がお話されたそうです。
その数日後、隣の奥さんから
「奥さん、我が家の隣がキャンセルになったらしいんですよ。よかったら一緒にひっこしません?」
もちろんお母さんはびっくり!
お父さんに話し、その足でその分譲住宅を見に行きました。
小さいですが、庭もあり、お花も畑もできそうです。
そして彼女が会社から帰宅すると第一声が
「家買うわ」。
今、彼女はお母さんの指示で荷物を減らされています。
「結婚して出て行くんだから少なくしてね~」と言われ。
お隣の奥さんと同じ引越し業者を頼んだので、もちろん安上がり。
一番のりのりなのはお母さんだそうです。
そしてお母さんと家具やカーテンの下見に行きました。
お母さんがガーデン用品のところであることを言いました。
「お庭にこれを置きたいわね」と言って指をさしたもの・・・
それはまさしく彼女がドリカム手帳に記載した「白いベンチ」だったのです。
「あのとき鳥肌が立ちましたよ。まさか同じもの指差すなんて。お家もベンチも手に入り、私のもう一つのお庭でお茶も叶いそうです」
きっとお花いっぱいのお家でお茶をいただけそう・・とふるらんも楽しみです。
ちなみにこのお花の写真を撮っているデジカメもドリカム手帳の成果で、頂き物です。
おかげでブログも楽しく毎日アップできます。