奥入瀬渓流を石ヶ戸から歩き始め雲井の滝まで来ました。 奥入瀬渓流は本流の流れだけでも美しいのですが、各所から支流が流れ込み滝になっている場所もたくさんあります。 そのことから「瀑布街道」とも呼ばれているそうです。 この滝もそのうちの一つですが、石ヶ戸から子ノ口に歩く方向だとこの辺からが各滝の見所になります。 9キロの全工程の3分の1弱と言うところですが、すでに時間が押せ押せです。 早瀬も滝もどこを見てもきれいなのですが、もうあまり撮影に時間を掛けることはできません。 おまけに時折ポツポツと水滴を感じるようになってきました。 「いいなぁ~。」と思うところを泣く泣く横目で眺め、三脚を担いでスタスタと速足になってゆきました。
ここから先十和田湖へは魚が遡上できなかったため、「魚止めの滝」とも呼ばれています。
8時半ごろから歩き始め、12時半ごろの到着でした。
十和田湖畔をめぐる道路が奥入瀬川を渡る橋から奥入瀬川を見ています。
川の両岸の木々が色づき始めていますが、本格的に紅葉したら本当にきれいでしょう。
上とほぼ同じ場所からくるりと180度後ろに向くと十和田湖です。 遊覧船が見えますが、この辺が遊覧船の発着所で道路沿いにはお土産屋さん、お食事処があります。
奥入瀬散策も後半になると小ぶりの雨になってきました。 木が覆いかぶさるように川や散策路を覆っているのであまり気になりませんでしたが、開けた湖まで来ると結構降っているように感じました。 この後石ヶ戸までバスで戻ったのですが雨はどんどん強くなり「散策中に本降りにならなくて良かったなー。」と思いました。
紅葉には早い奥入瀬でしたが本当に素敵な所で是非また来たいな、と思いました。 もちろん紅葉の時期を見てみたい気はしますが、きっと新緑の春の奥入瀬も生き生きとして素敵でしょう。 本州の最北端、青森県ですからそう簡単には行けませんが、でも実際新幹線に乗って約2時間半で八戸到着。 それはそんなに遠くに旅行をしている気分ではありませんでした。
全国に名所は数々あるでしょうが、何かの縁で訪ねた場所はなんとなく愛着がわくものです。 青森県はアイスホッケーが縁で訪ねたわけですが、今後もアイスホッケーも見に行きたいし奥入瀬にも訪れたい。 「本当にまた行こう!」と思っています。
そして今回は泊まりの荷物とカメラリュックに三脚を付けて電車に乗って旅をしました。 「重いなー。 持っていくのやめようかなー。 使うかわからないしなー。」など迷ったり、不安に思ったりしましたが、結構ちゃんと歩くことができたので良かったです。 そして、散策中も三脚付きカメラを担いで、最後はかなりスピードアップのウォーキングになりましたが、付いてゆくことができなんとなく自信も持てました。 いい経験ができたので次回に生かしたいと思います。(ぇw