2012年4月16日、日光二荒山神社弥生祭祭事の続きです。
神社の中で行われる祭事、神事に比べ、かわいらしい衣装で着飾ったたくさんの子供たちや、ヤシオツツジで飾られた華やかな家体が町中に繰り出すこちらの祭事は観光客からも見つけられやすく、「これぞお祭り」という雰囲気です。
16日は宵まつりと言って前夜祭のようなものです。 翌日17日のほうが家体を二荒山神社まで曳き上げ、境内ではいろいろなしきたり事、家体でのお囃子などでもっとにぎやかになるのだそうです。
そうは言っても、子供から、お世話役の男性たちまで、さまざまな特長の衣装を身にまとい、本当に町ぐるみですばらしいお祭りを維持されていることに関心してしまいます。
ただ、午前中に二荒山神社で神事が始まる前、お世話役(?)の男性が説明をしてくださったのですが、この家体も本来なら神橋を挟んで東町、西町、合わせて15町、15基の家体が出るはずなのですが、予算や人出の不足、そして子供の減少などにより今年は12基しか出ない、ということでした。
大変残念なお話ですが、本当にすばらしいお祭りです。 平日にクライマックスということもあるのですが、なんとかたくさん観光客が見に来て、ずっとにぎやかに続くといいのに、と思います。
神橋の上で、東西両町代表者が男体山を遥拝し、手打ち式を行う。
最後に東西の町内代表が向かい合って手打ち式を行います。「シャンシャンシャン シャンシャンシャン シャン」と3・3・1拍子の独特の日光締めで行います。
これでようやく弥生祭の記事が終わりました。 ダラダラ長らくすみませんでした。w