
2012年7月8日
7月8日(日)。 シーズンオフの日光でアイスバックスのイベントが行われました。 イベントは午後からです。 折しも霧降高原、キスゲ平のニッコウキスゲがいい具合に咲き始めている、というのでこれは行くしかありません。
しかも、翌日9日(月)はバックスの今シーズン初の氷上練習です。 アイスリンクは今年も昨年を上回るカッコよさに仕上がっていると言うし。
更に言うならば、日曜日は雨、月曜日は午前中は晴れの予報。 これで泊まらないわけにはいきません。 一泊二日で敢行です。

霧降高原のキスゲ平はもともとスキー場だったのだそうです。 スキー場閉鎖のあともリフトが残され、キスゲのシーズンにはリフトで山の上まで行けましたが、そのリフトも老朽化が進んだため2010年に廃止になりました。
昨年はその取り壊し作業や、その後遊歩道を作り整備するという工事のため立ち入ることができなかったキスゲ平が、今年は「霧降高原園地」という形で一部期限付きでプレオープンされました。
ニッコウキスゲを見るためにはかつてスキー場だった山を足で登らなければならないわけです。 が、「その価値はある!」と今回思いました。

しかしただでさえ「霧降」と名付けられたこの土地。 このキスゲの時期は大抵雨だ、と聞いておりました。 この日8日も着いたころは霧。 時間がたつにつれレインウェアを着るほどの雨になってしまいました。

斜面一面ををオレンジに染めるキスゲは見られませんが、それでも撮れるものは撮ってみました。 雨の滴が着いた花たちもいいものです。 おそらく翌日は晴れるでしょうから、しっとりした景色は今日だけ、という気持ちで撮ってきました。

この花は何でしたっけ? テントウムシの背中には私が写っているようで写ってない?w

カラマツソウのつぼみです。 紫がすてき。

そしてカラマツソウの花。 こんな風になるのですから驚きです。 キスゲの中にたくさん咲いていて、いい彩りになります。

雨の日ならでは。w 風も吹いてきてなかなかピントを合わせられず、精魂尽き果ててこんなもんです。(もっと大きかった写真をトリミング) もっと近づいて糸も滴もくっきり撮れないもんでしょうかねぇ。