山梨の田んぼに行くついでに(ぇ?w)愛知県鳳来町にある四谷千枚田を訪ねてきました。
標高220メートル付近から鞍掛山頂に向かって標高430メートル付近まで谷の間に広がる棚田は壮観の一言です。 また石積みの法面が力強さを感じさせます。
一番目の写真の棚田頂上付近から見下ろしました。
この千枚田が開墾されたのは約400年ほど前の江戸時代。 しかし明治37年に大雨により山津波が発生。 家屋、田畑が流出し、死者11名をも出す惨事となりました。 しかし人々は復興に立ち上がり、再び棚田を築き上げました。
下から見上げるとあまり急斜に見えないかもしれませんが、上から見るとかなりの急斜面です。
江戸時代。 車もない時代に、この斜面での作業は大変だったろうな、と思います。
人と比べると棚田の大きさや斜面の具合がわかるでしょうか。
はさ掛けが随分と終わっていました。 人々が作業をしている様子も見たかったな。 休日にはなかなか働いている人に出会えないのが難点です。