
今年の桜は早咲きで早くも散り始めてます。 模型店に頼んでるものがありましたので中古模型を覗きがてら銀座を回って行きます。 散ってる桜を見ると「男たちの大和」の森脇兵曹が内田兵曹を見舞う場面、海軍病院で桜が散っているのを思い出します。 坊ノ岬海戦の少し前です。
「男たちの大和」は大戦前の日本人の生活を表しており、「長男及び家督を次ぐ立場の者は申し出よ。」という命令が出されます。 戦前の法律を表したものですが、父の話では「徴兵制は長男は優先的に内地勤務にまわされる。」ことで、祖父も徴兵で海軍に勤務してましたが、内地にいました。 次男や三男は外地に行くことが多かったようですが、生活のために兵役につくことがありました。 養子にだされた常田少年兵が実の兄の玉木水兵長に反発する場面、次男や三男は辛い立場だなと思います。 子供の頃弟が可愛がられてるのを見て僻んでましたが、このような場面を見てると仕方ないのかもしれません。 当たり前の話ですが「親と一緒にいる時間が長男より少ない」ので、少しでも可愛がってやりたい親心を感じます。 この時代の養子は「口減らし」のためですが、親にしてみれば身を切られるような思いなのです。 そして「海軍予備学生 英霊たちの応援歌」 http://www.youtube.com/watch?v=Wq3bZA6Z0IE 7分目からの銀座を思い出す若者たちを見てると、今の生活に感謝しなければならないと思います。
月末なので引取りに行かなければならないものもありました。 立ち寄った銀座ではそれなりの収穫もあり、山手線外回りで秋葉原を素通りし、頼んでいた模型を引き取りました。 新宿でカメラの修理も引取りに行きました。 職業職業安定所のあるビルにカメラメーカーのサービスステーションがあり、スーツを着た人ばかりで、こちらは公休日なので無精髭で作業ズボンですので、エレベーターの隅で小さくなってます。
カメラを引き取って帰宅、年度末の忙しい1日でした。