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値上がり後の売価が6930円、その昔は5000円代だったと思いますが情勢による値上げは仕方ないと思います。 さて、その内容は、
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ギア本体
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付属品
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DT32用のマクラバリが入ってます。 当時カツミの完成品の165系電車や485系の動力更新を考えていたのでしょう。 床板A(485系用)やB(165系他)も売られており、このギアと床板の他にEN-22モーターや取付金具・ウェイト・ジョイントを買えば、一致型の床下器具を切断すれば動力を更新することができました。 カツミの目黒ではそのために工場でMPギア用に切断した床下器具を発売していました。
カツミがMP動力に積極的だったのはカツミが独自に発売したフライホィールのついたユニバーサル動力ユニットが不調だったからです。 自分もインサイドギアの動力更新に購入しましたが、モーターとフライホィールの力が強すぎるのかユニバーサルジョイントが再々折れて、目黒で修理してもらいました。
そのようないきさつから、自分も手持ちのキハ80系の動力更新はカツミのユニバーサル動力ユニットを諦めて、エンドウのMPギアにしました。 26mmのMPギアを求めて来たのはいいのですが、DT32のマクラバリでは合わないのでエンドウに問い合わせたところ、DT22のマクラバリが合うことがわかりました。 DT22を使っていた完成品はエンドウブランドで発売していたキハ20系でした。 このキハ20系は発売当初どうしても欲しかったのですが、当時は購入できず「見るだけ」でした。 それから2年経ち、生活環境がかわり新宿から散歩がてら信濃町まで歩いたときに立ち寄った、今は亡き四ツ谷の「みどりや」で首都圏色のキハ25を購入しました。
その前に、モハ484の動力を完成した動力ユニットに交換した実績があるので購入しました(相方がクモハ485)。 キハ25の動力はCN-16よりも前のモーターでしたが走行はよく、ボルスターを外してキハ82系のTR58に取り付けて合うことを確認し、エンドウの本社に「部品を分けて欲しい」とお願いしました。 その後の経過は色々ありましたが、そのボルスター1個の為に車輌を購入するなど、景気の良かった時期ですね。 あとで各種の部品が分売されましたが、今は退職された中島さんに模型ショーでそのことを話したら部品の分売の要望が多く、MPギアを普及させるのに必要なことと考えられたようです。
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先日、購入したカツミのACEギアです。 ギア以外に必要な部品はエンドウの製品が流通してるのでギア本体しか入ってません。 エンドウがMPギアを流通させた頃は部品の流通がなく、必要であるだろう部品を全てセットにしましたが、今ではマクラバリ周りの種類が多く余ってしまうことが多い様です。 特にDT32のマクラバリは余剰となることが多いのですが、カツミはそこを削って価格を下げました。 今だからできたことですが、これまでのことを考えたらエンドウの努力があったから、動力の改善ができたのです。
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最後にACEギアとMPギアです。 ジョイント取付軸が短いのがACEギアです。