ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

終末のフール

2007-11-03 21:45:12 | 日記・エッセイ・コラム

今日は普通の土曜日だと勘違いしていた。医者に行ったわけです。
9時からだけど8時半頃一番乗りするつもりで行った。
閉まっている。遅いなぁ、ちょっこと近所を一周した。
まだ、閉まっている?おかしいなあ?今日は定休日か?
9時10分前、遅すぎる?電話してみるかなぁ?
で、気づいた、今日は土曜日であるけど祝日だ。文化の日だ。
昨日から勘違いしていた。朝刊を読んでも気がつかなかった。
編集手帳に文化功労賞に選ばれた仲代達也の黒澤明監督との
良い話に感動したというのに。昨日からちぐはぐだ。
で、それではと床屋に行ったら床屋は9時半からで
30分以上待つのは嫌なので、サイクルスポット方南町店に行ったら
10時開店であった。ウワァーちぐはぐというか間抜けと言うか
ギクシャクと言うか、思うとおりにひとつも行かないというか
常識を少しずつズレているのではないかと自分に呆れるというか。
環七を空気の少ない自転車で走っていたら、妙法寺近くに交番が
あったので空気入れを借りて、自転車問題は解決をした。
それだけであった。今日は何をやっても思うように行かないか
試しに小玉遊技場に寄ったら、『確かに何一つ上手く行かない』
という実に痛い思いをした。こういう時もある。まぁ四六時中。
ここで教訓だ!『上手く行かない一日は静かに寝てろ』

今日、そんな中で読み終わった本は伊坂幸太郎『終末のフール』
いわゆる終末物で、何年か先小惑星が地球にぶつかり世界が終わる
パニックの時期は終わり、淡々と生活をする同じマンションの
人々の短編連作集です。短編集のわりに、読むのに時間がかかった
自分がその場に居たら、どうゆう行動をとるだろう?
現実味が無い話だけど、そういう事を考えるだろうな、読者は。
泣くことはなかったけど、爽快感、心を惹く作品だ。

終末のフール 終末のフール
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2006-03