昨日は生まれて初めての『殻付き雲丹』を食べた。
昔から、あこがれてはいた。あこがれていればいつかは出逢う。
夢は待ち続ければ必ず叶うものなのだ。
まぁ、そこまで大袈裟に言いたい『純採れ立て雲丹』。
久々の『築地海宝館』は最高の御馳走だらけであった。
なにより、マグロコロッケ、負けじとマグロ串カツ。
甘さが鮮度の証だよという刺身の盛り合わせ。
その他にも酒漬けだとか、御鮨だとか、いろいろあった。
山ちゃんとの楽しい会話。店のにーちゃん達との
おもろいやりとりなどなど、気がつけば二日酔い。
気持ちの良い二日酔いは無いが、あるとすれば今日だ。
二軒目は四谷三丁目『しず』に行った。
空ママ、キンちゃん、船乗りの小川ちゃん、マーちゃんまで居た。
飲み屋の常連さんは『ちゃん付け』で呼び合うものである。
仕事もバラバラ、年齢もバラバラ、趣味もバラバラなのに
何故か、旧友との出逢いに似て握手で始まる。
何ヶ月ぶりかで逢うのに、まるで昨日も来た様な友好モード。
そういう世界がある私は幸せ者だ。
そういう時に、親や兄弟や仲間に感謝する。
性格が単純で明るい私に育てくれた。
結構人に好かれるのは自分の努力というよりも、
そうやって育てくれた人がいるからだ。
昨日、読み終わった本は伊坂幸太郎『フィシュストーリー』。
4つのストーリーで彩られた伊坂ワールド。
一言『面白い。』魅力ある人達が素晴らしい。
伊坂ワールドは読めば読むほど楽しくなる。
作品と作品のリンク感が良い。『あ、黒沢だ』
別々の本なのに、不思議と連帯感がある。
読んだもの勝ちだ。伊坂ワールド知った私は幸せだ。
フィッシュストーリー 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2007-01-30 |