ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

後出しジャンケン野郎

2008-04-28 22:33:38 | 日記・エッセイ・コラム

後出しジャンケン野郎というのが世に蔓延(はびこ)っている。
あたかも自分の意見は初めからそうだった風の言い方。
『お前、ちょと前まで逆の事言っていただろう!』って言いたくなる。
後出しジャンケンだから脚色自由自在だ。
世の中というのは語りが多いものとか大きな声を信じやすい。
でも、真相はそうじゃない。でも、歴史はきっと
後出しジャンケン野郎の言い分がまかり通って来たに違いない。
政治家を見ていると、時々そういう風に思う。
理事長やっていると、常々そう思う。
まぁ、後出しジャンケンが許されてしまう緩い国民性なのだ。
まぁ、後出しジャンケンをしているという自覚が無い
ご都合主義的記憶法&自分は絶対正しい頑な派が主流なのだ。

と、別にいきどおているわけではなく、どうでも良いのだ。
火の子が飛んできたわけじゃない。ただ、なんとなく思った事。
私は頑なに自分の事を信じているので
間違った事を言ったら、『間違えてましたが、・・・・』という
自覚は持って行きたいと思っているのだ。
所詮、人は神様ではないから、誤りを犯しやすいものなのだ。
でも、誤った事の自覚が無いのは気をつけたほうが良い。
同じ過ちを何度も繰り返す事になる。ま、その度事に
後出しジャンケンをする事に馴れちまうだろうけど。

今日の私の財布の中にはお札というものが千円札1枚だった。
小遣い日はもうすぐだ。
で、その千円でまた買っちゃいました。
『万能クリーナー』1,028円。
錆付いた薬缶だとか鍋の底がたちまちキレイになるという物だ。
早速、家に帰って黒く煤けた薬缶を磨いてみたのだ。
『あれ、テレビで説明したのと違い、汚れがなかなか取れない』
一時間くらい薬缶と格闘して、やっとピカピカになった。
キレイにするのは実に気持ちの良いものであるけど
できれば、一拭きでピカとしてくれたら
最後の札を使った甲斐があったという自己満足が得られたに違いない。
身体の風邪は治りつつある中、財布は気持ちの良いくらいスカスカだ。