私は調べないでいきなりお店に行く事がある。
例えば、南台の方にあるクリーニング屋さん。
土曜日の朝9時半に行ったらまだ閉まっていたので
別のクリーニング屋さんにスーツのクリーニングをお願いした。
で、一週間経って今日、日曜日にそのクリーニング屋さん行ったら
日曜日は休みのようだ。
『日曜日は開いてるけど開店時間が遅い店にするか
開店時間は早いけど日曜日は休みの店にするか
自由だ!♪~クリーニング屋のブルース~♪』って
犬井ヒロシ風に唄って見るもよし、
結局初めから家族に頼めば良かった。
私は生まれてこの方、一人暮らしをした事が無いので
生活に対する考えが甘い、誰かがやってくれるという
実に弛んだ考えの持ち主である。
よく言われるのが『生活感の無い人』というフレーズだ。
実に端的な捉え方をされたものである。
私と生活を一緒にした事無いのに、何故ばれるのだろう?
まぁ、クリーニング屋くらいには行くという事である。
今日読み終わった本は岸本葉子のエッセイ
『40代からはつらつと生きるために』という私としては
なんか恥ずかしいタイトルの本である。
図書館の人はどうおもっただろうか?
あの人はこの本を読んで、はつらつと生きる参考にするんだ。
うー、そう思われてしまったらどうしよう。
はっきり言って『はつらつと生きる』事に目標置いた事が無い。
岸本さんのエッセイは昔のを読んでいたのだけど
今回はそれらの作品からいきなり10年も経過してしまい
ガンになっちゃたりマンション購入したり
いろいろ苦労されたようだ。
はつらつとした感じの文章である。生活提案風である。
どちらかといえば10年前のノホホン感があるようなエッセイが
私としては好きだ。多分本質は変わっていないのだけど
10年分は賢くなったような岸本さんがいきなり登場したみたい。
順々に読めば良かった、と少々自分の迂闊さを罵る事になった。
40代からはつらつと生きるために 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2006-12 |