ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

珈琲屋の人々

2009-05-15 23:21:51 | 本と雑誌
珈琲屋の人々 珈琲屋の人々
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2009-01
今日読み終わった本は池永陽『珈琲屋の人々』である。
なんだかやたらと温かい珈琲を飲みたくなった、
出来ればアルコールランプでつくる本格的な奴だ。
ま、会社の珈琲メーカーで我慢したのは言うまでも無い。
心に傷を持った人々のお話である。
考えてみれば、浅かろうが深かろうが心に傷を持たない人など
この世には居ないに違いない。
傷がついた分優しくなれたりするわけだ。
私の心の傷はひっかき傷が沢山あるけど、深い傷の自覚が無い。
だからなのだろう、かなり素直な性格である。
人の心に傷をつけるような事は極力しないようにしてるけど
素直さというのは、ちょっと危ない刃物でもあるに違いない。
こちらが傷つける気持ちなど無くとも
もしかして、優しいというだけで傷つく人が居るかもしれない。
いろいろな方向から物事を見られるようになりたいものだ。

今日も夕飯は11時近い時間に食べる事になった。
会社の定時帰社は何時なのか今年になってから忘れている。
一時期は曜日の観念さえ消失していたわけだから、少しは
まともになってきたのかもしれない。とりあえず明日は休みだ。
私の仲間の中には先週も今週も土日出勤して平日に徹夜をして
翌日の夜の9時に『終電まで仕事しないで申し訳ない』
なんて言う者が居る。頭が下がる思いである。
6月になるまで頑張って、あとはゆっくり休んでもらいたい。
身体はきっと精神に引っ張られているのだろう。
壊れない事を祈るばかりだ。彼にしか出来ない仕事なのだ。

そんな彼に唄のプレゼントだ。

YouTube: 槇原敬之/ズル休み