日本の恐ろしい真実 財政、年金、医療の破綻は防げるか? 価格:¥ 1,000(税込) 発売日:2010-09-10 |
今日読み終わった本は辛坊治郎『日本の恐ろしい真実』
珍しく小説ではない。こういう本はなんって呼べばいいのかなぁ
単純なテレビニュースや新聞からはなかなか判らない
今の日本の姿を見せたことだ。
例えば、統計の値は役人によって都合よくいじられている事。
政治家の資産公開の出鱈目。
多数決によって単純に物事を決めていく怖さ。
技術の日本は、もう世界に通用しない事。
スポーツばかりか、経済においても韓国、中国に
差をつけられていること。
取り残された日本。高齢化社会の準備が何もなされていないこと
等など、暗くなる事ばかりだ。
でも、没頭に、読んでゆけばはじめは不安になるけど
希望が見えてくるって書いてあったんだけど
私には、それが希望に見えてこない。
なんだか、暗くなってしまう本だ。
ただ、沢山の隠された真実を知る事により
視野が拡がったような気がする。
さて、視野が拡がった事を、どのように役立てていくか
それが、また難しい。
真実は知らないほうが良いなんって事はなくて
都合の悪い物は隠す。という事は
大なり小なり、あるものだと思う。
それを知った上で行動する事と、知らないで行動する事は
大きな差があると思う。
相手は善人ばかりではないのである。
自分が、そんな卑怯な手は打たなくても
相手が打ってくる場合が多いのだ。
必要な情報を与えないで判子を押させようとする人は
テレビの中の悪徳業者だけではないって事を知りべきである。
『何故、情報を教えてくれないんですか?』
『情報は自分で得るものだ』まぁ、こう言われた瞬間に
情報公開をしてはまずい事があるのである。
さて、明日からは旅行である。
2泊3日、疲れきった全てをリフレッシュしてこよう。