今日はいきなり、足にドーンと人がぶつかってきた。
中野富士見町から始発で乗ったのだけど
隣の中野新橋駅で、地下鉄が走り出すと同時に
端に座っていたんだけど、
『痛い』って思いました。
だって、眠っていたんです。足を伸ばしていたわけでもなく
普通に座っていたので、まさか、そんなに混んでいないし
ドーンってぶつかるなんぞ考えた事もなかったのです。
それは、女性でした。
ここで、当然痛い思いをしたので『すみません』なり
『御免なさい』なり、あると思っていたのですが
常識をわきまえていらしゃらない方だったようで、
一言の言葉も無く、私の斜め前に座りました。
鈍感なのだろうけど、私は痛かったです。
何故なんでしょうね?
最近というか、いつの頃からか『道徳』という授業が
取りやめになってしまったのですかね。
日本人の学力が落ちたと言いますが
算数や理科みたいに答えが明確で無いもの。
多分選択肢で選べない問題について
確実にバカになっていくような気がして怖いです。
相手を思いやるとかいうのは個人情報保護法といっしょに
なるべく他人に構うな、という過剰反応な結果になるのですね。
道行く人は携帯依存症の人が多くなっているようだし
なんだか、寂しい限りです。
貧しくても豊かな国、日本は
いよいよ物資に恵まれているかもしれないけど
心の貧弱さ、幼稚さの国になってしまうんですかね。
って、膝をドーンとぶつけられて謝りもしない女の人を見て
思った次第です。