ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

いたい女

2010-10-13 21:11:13 | 本と雑誌

今日はいきなり、足にドーンと人がぶつかってきた。
中野富士見町から始発で乗ったのだけど
隣の中野新橋駅で、地下鉄が走り出すと同時に
端に座っていたんだけど、
『痛い』って思いました。
だって、眠っていたんです。足を伸ばしていたわけでもなく
普通に座っていたので、まさか、そんなに混んでいないし
ドーンってぶつかるなんぞ考えた事もなかったのです。
それは、女性でした。
ここで、当然痛い思いをしたので『すみません』なり
『御免なさい』なり、あると思っていたのですが
常識をわきまえていらしゃらない方だったようで、
一言の言葉も無く、私の斜め前に座りました。
鈍感なのだろうけど、私は痛かったです。
何故なんでしょうね?
最近というか、いつの頃からか『道徳』という授業が
取りやめになってしまったのですかね。
日本人の学力が落ちたと言いますが
算数や理科みたいに答えが明確で無いもの。
多分選択肢で選べない問題について
確実にバカになっていくような気がして怖いです。
相手を思いやるとかいうのは個人情報保護法といっしょに
なるべく他人に構うな、という過剰反応な結果になるのですね。
道行く人は携帯依存症の人が多くなっているようだし
なんだか、寂しい限りです。
貧しくても豊かな国、日本は
いよいよ物資に恵まれているかもしれないけど
心の貧弱さ、幼稚さの国になってしまうんですかね。
って、膝をドーンとぶつけられて謝りもしない女の人を見て
思った次第です。