ラッキーあぐら

幸運の上にあぐらをかく状態

ロバの耳

2011-06-21 23:23:25 | 日記・エッセイ・コラム

日々忙しくなっているのだけど
暇に比べたら私の性分では忙しい方がマシなのだ。
忙しい中で休める日々は、ほんとにゆっくり出来るし
考えないで良いことを考える暇が無いのは良いことだ。
メリハリのある人生さ。
暇な人はろくなことを考えない。
暇な人は、つまんない事を考えついたりする。
ろくでもない事なので、相手にしない事にしてるけど
耳でも貸してしまったら、ロクな事にはならない。
聞く耳を持っている者が、暇であるはずがないのだ。
暇な人の進む時間と忙しい人の進む時間は違う時間なのだと思う。
暇な人は頭の中がループしやすく出来ている
世間が狭いという奴だし、自分の考えに固執するのだ。
ずーっと暇だった人は、きっと甘く出来ている。
自分が稼がなくても。使える金があるので
お金の価値が低いのだ。
だから、好き勝手に使ってしまう。
忙しい人は自分で稼いだと思ったお金がいつの間にか
目減りしている事に気づき唖然とする。
暇な人が暇を持て余して使ってしまったのだ。
裸の王様は、価値がないものに価値を見出そうとしている
じゃないと、一番価値が無いのが自分だと気づいてしまうから。
王様の耳はロバの耳。
誰もが知っているコトだけど
王様だけが気づかない。
もしくは、王様の取り巻きもロバの耳。
周りがロバの耳だらけなので、それが当たり前に思っている。
何故かロバの世界に居ると、自分がおかしいって思えてくる。
ロバの耳でないので、なんだか虚しくなってくるのだ。
どう考えてもロバの耳は幸せではない。
それだけは分かっているんだけど、ロバの耳を笑えなくなる。