7月13日は母の新盆精霊供養があるんだけど
昼の10時半という事なので参加出来ないと返事した。
会社の中で目を閉じて祈ることにする。
今年は3月の地震でお墓参りもしていないし
随分と母と会っていない。
会っていないとはいえ、考えることは多い。
なんとなく、まだ、小平に行くと居るような気持ちだったり。
立川に務めるようになってから、
母が居れば、小平に寄って居るんだろうと思う。
もう実家も無くなっているのに、心の中の時間は止まったままだ。
今日は帰りの電車の中で独り言おじさんを見た。
はじめは、同僚と話をしているのだろうと思っていたけど
おじさんの周りには会話をする人が居ない。
独り言にしては笑いが多いのだ。
人は嬉しいだけが笑うものではない
弱まったり、悲しかったり寂しかったりすると笑ったりするのだ。
そう思うと、なんだか、さみしいものを見た気がした。
おじさんの心の中は明るい笑いだったら良いな。
でも、独り言、ちょっと怖いもんだ。
6時を過ぎると途端に暑くなる部屋。
ちょっと前までは
『暑苦しい自分の部屋にいるより、快適なクーラーのある
会社で仕事やっていた方が良いよ』って言っていたけど
パソコンの熱や沢山いる人の暑さや
電気を制限した真っ暗な廊下を歩くたびに
お気楽な格好でいられる家に帰りたくなる。
まったく、人間は勝手なものである。