薬はみつかったのだが
今度は万歩計が行方不明だ。
難事件が続くものである。
名探偵の推理を働かせたり、現場100回であったり
まぁ、忙しい訳だ。
万歩計を無くした自分という依頼人には
心覚えがないそうだ。最後に見たのが日曜日の夜。
お酒も飲んでいないわけだし、なぜなのか判らないそうだ。
名探偵は、まず、常に置いてある場所を聞き出し
その近辺を探索したが見つからない?
目撃者である自分の情報としては
室内着のポケットから風呂に入る時に脱いだ時に
なにやら、落っこちる音がしたような・・・
というあやふやな情報もある。
あやふやな情報を鵜呑みにすると、ありあらゆるところを
探し回ら開ければならなくなるので
名探偵はあくまでも、慎重に情報を吟味している最中である。
なくしてから、早2日、迷宮入りするわけには行かないが
探し物しすぎて汗かいて疲れるのも嫌な合理主義者である。
あとは、閃きだな。
数々の失せ物を探し当てた閃きが訪れるのを待とう。