日曜日の朝ご飯は遅かった。
9時半にお店に行って食べたのだ。
山ちゃんの知り合いのお店だ。
私は『金目鯛の干物定食』を頼んだ。
悩みに悩んだ。
ま、決めた理由としては
金目鯛ってなかなか食べる機会がなかったからである。
後で、ちょっと反省したのは
右手が腱鞘炎だったので、箸を駆使して食べる干物料理に
少しばかり、指を使わなければならなかったので
痛いがだいぶ近づいてきたことである。
おそらく
金目鯛の干物定食は人生で初めて食べた食事だったと思う。
わりと、この年になっても
食べていないものが沢山あるのである。
価格は1300円だったけど、知り合いって事で1000円にまけてくれた。
船釣りもやっているようなので
みんなは『今度は釣りに来ますんで』と言っていた。
船釣りは朝が早いから二泊する時なんだろうな。
朝ご飯の後は、MOA美術館に行った。
行った理由は、ホテルの割引を使うと1600円が800円になったからである。
平松礼二・森口邦彦展で芸術を堪能したわけである。
あと、ハープ演奏を観た。
ハープって心を癒す音だよなぁ。
くそ長いエスカレータが名物のようだけど
毎日、地下鉄で深いエスカレータを使っている私には
何の感激もなくて、『退屈すぎる展開だなぁ』と思った。
もっとすごく長いのかと思ったら
何回かを乗り継いでいく形なので
半蔵門線とあまりかわらなかったのだ。
「光琳屋敷」は、日本の建築の奥深さが感じられて素晴らしかった。
風情っていうか、わびさびの世界が分かった。
帰りには三島のうなぎ屋を目指していったんだけど
遅めの朝ご飯だったので、誰もお腹がすいていなかったのと
お店が3時半から5時は準備期間に入るとかでギリギリ間に合わなかった。
最低4000円弱のウナギは、もっとお腹の空いた時に気合を入れて食べたいものである。
前回は3時間待たされたもの。
結局、そば屋でそばを食べた。
まぁ、楽しかった熱海旅行である。
いつだって楽しいに決まっている仲間との旅行である。