大雪の翌日は、放置車両の影響で首都圏は大渋滞です。
昨日今日と、物流は停滞し金額は分かりませんが相当額の損害が各方面に出ているのではないでしょうか。
例えば、スーパー・コンビニでは弁当やパン等の日配(デイリー)食料品が品切れになったようです。
これは、交通渋滞により配送が間に合わなかったからです。
この配送も、製造する食材が工場に到着しない。
工場で作った製品が配送センターに到着しない。
配送センターからの配送便が店舗に到着しない。
といった事態が、同時に各所で発生し、賞味期限・消費期限の関係で、到着したが配送できない、販売できないと云う事になったのです。
この結果、大量の商品が破棄されることになりました。
3.11災害の時に、被災地では食料が足りないのに、物流の途中で大量の廃棄が出たことと同じような現象が起きました。
天然現象の大雪のせいとは云いながら、誠に残念な結果でした。
もし、もう少し、放置車両の運転手に災害時の心構えがあったならと思われてならないのです。
それは、放置車両のドアロックです。
地震の際には、車両は路肩に停めてキーを付けたままにすることになっています。
何故、今回の雪では運転手はドアロックして車を置き去りにしてしまったのでしょうか。
運転者の考えも様々あろうかと思います。
しかしながら、今回の大渋滞の結果を見ると明らかにこの放置車両の撤去に手間取った事が大きく影響しています。
首都圏では数年に一度この様な雪による混乱が発生します。
また、大地震も予想される首都圏に生活する者にとって、自動車を運転する者の自覚として、災害時、大雪を含めて、放置車両のキー付けっぱなしを促進したいと思う今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
追記
法改正案
放置車両への窃盗・犯罪には通常の2倍の量刑を課す。