⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

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【拡散希望】「ヒロシマ、そしてフクシマ」映画公開のお知らせ

2016年02月13日 | 原発
2013年にクラウドファンディングのMotion Galleryで肥田舜太郎医師の活動を描く『HiroshimaからFukushima』の映画製作の資金を集めた映画が「ヒロシマ、そしてフクシマ」という題名で下記日程で公開される事が決まりました。

場所: 渋谷ユーロスペース
上映日程:
3月12日(土)~ 3月18日(金)10:30
3月19日(土)~ 3月25日(金) 9:30
3月26日(土)~ 4 月 1日(金)10:00

公式サイトは https://doctorhida.wordpress.com
で、予告編をご覧いただけます。

以下は「HiroshimaからFukushima」制作実行委員会の山本顕一委員長よりのメールです。ボランティアでここまでやって来られた山本さんと実行委員会の皆さんには心から敬意を表したいと思います。
1人でも多くの方にこの映画をご覧頂きたいと思います。

是非SNSでの拡散をお願い致します。

==以下引用==
 

MotionGalleryコレクターのみなさま

 寒さもようやくピークを越えたかと思われる昨今ですが、みなさまにはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

 さて、2013年にみなさまのご支援をいただいて制作が始まったマルク・プティジャン監督の映画『HiroshimaからFukushima』ですが、作品は一昨年一応の完成はみたものの、なかなかこのような地味な映画を取り上げてくれる配給会社が見つからず、みなさまがたの「本当にあの映画はできるのかしら」というご疑念を晴らすことが出来ないままに時が流れました。

 ところが昨年秋、ある方の紹介で知るところとなった太秦という配給会社の小林社長がこの映画の持つ大きな価値を認め、献身的に力を貸して下さることになりました。その甲斐あって、昨年の暮れ、突然にも澁谷の映画館「ユーロスペース」で本年3月12日からこの映画を上映する話がまとまり、私は本当にほっとした気持で新年を迎えることができました。

(上映時間)
3月12日(土)~ 3月18日(金) 10:30

3月19日(土)~ 3月25日(金)  9:30

3月26日(土)~ 4 月 1日(金) 10:00


 題名はローマ字使用をやめて、『ヒロシマ、そしてフクシマ』としました。

 この映画は核廃絶のために一生を捧げてこられた肥田舜太郎先生の活動を描くものですが、3月12日と言えば福島原発事故からちょうど5年目にあたります。そして現在の日本の状況は、この映画が撮影された数年前とは全く様子が変わってしまい、事故の記憶はすっかり風化してしまった感があります。政府や東電の巧妙な策略が見事に功を奏したのでしょう。しかし肥田先生と共に「放射線被害というものは、どんな形であれもう二度とあってはいけない」と考える私は、人々が福島のことを忘れ去ろうとしている今日においてこそ、この映画は多くの人に見てもらうべきであると考えます。この映画が原発事故の恐ろしさについての再考をうながす契機となることを望むからです。

 ユーロスペースでの上映の反響が大きければ、いずれ他の映画館での上映も行われるでしょう。横浜の「シネマ・ジャック&ベティ」、および広島の「横川シネマ」でも時期は未定ですが公開が予定されています。映画館だけではなく、各地での自主上映もさかんに行われるようようになって欲しい、と私は願っています。
 なるべく多くの人々に見てもらうよう、みなさま方のご協力をお願いいたします。お知り合いの方々になにとぞこの映画をご喧伝下さい。

 公式サイトは https://doctorhida.wordpress.comで、そこに予告編があります。

 MotionGalleryコレクターのみなさま方のための特別試写会は、一般公開に先立って3月3日に開かせていただきます。追って招待状をお送りします。


 寒さもまだ続きます。何とぞご自愛のほどを。


      2016年2月13日

「HiroshimaからFukushima」制作実行委員会

山本顕一

==引用終り==


大機小機 「第4次産業革命」と日本

2016年02月13日 | 経済
大機小機 「第4次産業革命」と日本
2016/2/13 3:30 日経朝刊

 産業システムのデジタル化とデータ活用
を徹底し、生産や物流の効率を飛躍的に高
めようとする動きが広がりつつある。1月
下旬に開かれた今年のダボス会議も「第4
次産業革命」を中心的なテーマに据えた。

 あらゆる機器をインターネットでつなげ
て制御するインターネット・オブ・シング
ス(IoT)の導入、人工知能やロボット
の活用拡大、クルマの自動運転の実用化、
3Dプリンターを用いたモノづくり……。
同時並行的に進む動きは、産業の構造、
工場や物流の現場、人の働き方を劇的に変
えていくかもしれない。

 ダボス会議を主催する世界経済フォーラ
ムのクラウス・シュワブ会長は「革命が津
波のように押し寄せ、すべてのシステムを
一変させる。だが、われわれはまだ十分な
準備ができていない」と問題提起した。

 「人工知能やロボットに工場の職を奪わ
れ、ホワイトカラーの管理業務の多くも不
要になる」「情報・データの管理、分析、
応用で専門人材の奪い合いが起きる」「失
業の増加と格差の拡大につながる」と懸念
する声は少なくない。

 一方で「創造的な分野まで人間が機械に
代替されるわけではない」「生産性が格段
に向上すれば、世界経済の停滞打破につな
がる」という反論も多い。

 生産年齢人口が減りつつある日本にとっ
て、生産性を飛躍的に高めることは重要な
命題であり、成長戦略と密接に結びつく。

 アベノミクスで政権が期待する国内の設
備投資は、なかなか盛り上がらない。そこ
で、単純な生産能力増強ではなく生産性と
効率を高める投資を促すことや、蓄積した
データから新しいサービスや製品を生み出
しやすくする環境の整備が、政策として重
要になる。生産性が上がれば、賃金引き上
げの余地も生まれる。

 安倍晋三首相は1月の施政方針演説で、
人工知能、ロボット、IoTなどの研究を
支援し、規制改革によって新しい可能性を
開花させると強調した。最近、政府がまと
めた成長戦略進化の検討方針には、生産性
革命のための制度改革、情報技術分野で高
い実務能力を持つ人材の育成、IoT活用
のための規制改革といった項目が列挙され
ている。

 日本の株式市場は、第4次産業革命にど
のくらい注目しているだろうか。

(花山裏)