Bocas del Toro まで直行バスが出ているということを、サンホセの観光案内所で知り、教えてもらった BOCATREÑOS というバス会社に電話してみた。Bocas del Toro は「島」なのに、直行でいけるなんてどうもおかしい、と思ったのだが、なるほど到着するのはBocas del Toro 県にある CHANGUINOLA 市のバスターミナルとのことだった。そこからは乗り合いタクシーが出ており、さらにボートに乗り換えてコロン島まで行けるとのこと。
「地球の××方」には、サンホセからチャンギノーラまで所要8時間と書いてあるが、BOCATREÑOS によると所要6時間半とのこと。毎朝9時にサンホセを出て、午後3時半(コスタリカ時間)頃に CHANGUINOLA に着けるそうだ。それなら同日中にコロン島 Bocas del Toro にたどり着けそうだ。
12月2日、8:15am にバス乗り場(サン・フアン・デ・ディオス病院正門より北へ250メートル)に着くと、何も標識のないところにすでに10人くらいの人が並んでおり、聞いてみるとそこがバス停だった。地元の人が多かったが、私の後ろに「いかにも観光客」のバックバッカーが4人いることをチェック。彼らもおそらく Bocas del Toro まで行くことだろう。
バスにはトイレはないのだが、途中リモンの SODA(簡易食堂)で15分の食事休憩がある。トイレに並んでいたら食べる暇がなくなり、チキン・サンドを作ってもらいバスの中で食べることにする。
「行き」の景色は楽しめた。サンホセから雲がかすむ山中に入り、降りるにしたがって暑くなってくる。バスはエアコンを入れてくれないが、冷房に弱い私にはそのほうが良い。リモンを超えるとカリブ海が見え、ひたすらバナナ・プランテーションが広がる。
直行だというのに、リモン以降は地元の人の乗り降りがあり、バスはローカルな雰囲気に包まれる。どうも DIRECTO(直行)というのは、止まらないという意味ではないらしい。しかしながら日曜日であるためか、車がすいていたのでバスは順調に走り、国境の手続きもすみやかに行われた。国境を越え CHANGUINOLA に着いたのは午後2時半(コスタリカ時間)、出発からわずか5時間半という速さだった。
つづく。
注:パナマはコスタリカより1時間進んでいる。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます