福嶌教隆先生のテキストに『くらべて学ぶスペイン語』というのがありまして、これがなかなかマニアックで好き(注:ほめている)なんですわ。タイトルから想像できる通り、スペインとラテンアメリカのスペイン語を比べてどちらも学ぼうというあっぱれな本です。
第1課から第15課まで、左にスペイン編、右にラテンアメリカの各国編の「くらべる会話」があります。下にある日本語訳を見ると、微妙に物語の結末が違ったりするのよね。不思議なのは目次のあとに、50人もの登場人物をアイウエオ順に、しかもイラスト入りで紹介していること。たとえば、
ハビエル 節約を信条とするスペイン男性。妻のピラールにも決して妥協はゆるさない。
…というぐあいに。なんでここまで掘り下げるの??と最初は理解できませんでしたが、主人公の性格によってストーリーを変える、という作戦だとわかってきました。たとえば、コスタリカ編の妻は、夫に地味なセーターを勧められて、熟年用じゃないかとムッとするのに対し、スペイン編ではハビエルの妻は、彼が勧めるセーターに「そっちの方が安いからでしょ?」とムッとする、という結末。
そ、そこまで凝らなくても…、福嶌せんせってば。
ところで最近、このテキストを見ていて、あ~これだぁ!! と思わず声をあげた発見があります。
実はぺルー出身のセルソさんと会話しているとき、妙なところで de repente(私は「突然」という意味しか知らなかった)が出てきて、わけがわからず首をかしげることがよくあったんですよねー。その謎がこのテキストで解けました。なんと、ペルーの de repente は「たぶん」という意味だったのです。
スペイン編 tal vez 「多分」
ペルー編 de repente 「多分(ペルーなど)」
はいはい、勉強になりました。
第1課から第15課まで、左にスペイン編、右にラテンアメリカの各国編の「くらべる会話」があります。下にある日本語訳を見ると、微妙に物語の結末が違ったりするのよね。不思議なのは目次のあとに、50人もの登場人物をアイウエオ順に、しかもイラスト入りで紹介していること。たとえば、
ハビエル 節約を信条とするスペイン男性。妻のピラールにも決して妥協はゆるさない。
…というぐあいに。なんでここまで掘り下げるの??と最初は理解できませんでしたが、主人公の性格によってストーリーを変える、という作戦だとわかってきました。たとえば、コスタリカ編の妻は、夫に地味なセーターを勧められて、熟年用じゃないかとムッとするのに対し、スペイン編ではハビエルの妻は、彼が勧めるセーターに「そっちの方が安いからでしょ?」とムッとする、という結末。
そ、そこまで凝らなくても…、福嶌せんせってば。
ところで最近、このテキストを見ていて、あ~これだぁ!! と思わず声をあげた発見があります。
実はぺルー出身のセルソさんと会話しているとき、妙なところで de repente(私は「突然」という意味しか知らなかった)が出てきて、わけがわからず首をかしげることがよくあったんですよねー。その謎がこのテキストで解けました。なんと、ペルーの de repente は「たぶん」という意味だったのです。
スペイン編 tal vez 「多分」
ペルー編 de repente 「多分(ペルーなど)」
はいはい、勉強になりました。
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