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スノーケル・ツアーでスノーケルしないのは私だけ?

2007-12-14 | 国境超えてパナマ_2007

翌日、12月4日は、コロン島近くの他の島を訪れた。スノーケルやダイブのツアーはあちこちの旅行会社で企画されているのだが、望んでいた半日観光というのが見つからず、朝9時半から午後4時くらいまでの、他の島を巡るスノーケル・ツアーに参加したのだった。

小さなボートで、客は4名。ガンガン水面をたたきつけるようにして走るので、お尻が痛い。初めイルカ観察をして、それからサンゴのある Cayo Coral へ。

「スノーケルは浅いビーチで」との説明だったので、それならイケルと踏んでいたのだが、実際は桟橋から背丈ほどの深さの水(底は砂じゃなさそう)に入らなくてはならず、しかも足ひれを貸してくれなかったので、足ひれなしでは金槌も同然 …の私はあきらめるよりほかなかった。ここでおぼれたり、サンゴや岩で手足を傷つけたりしては大変である。

 

食事は2件あるレストランのうち、ガイドの勧めるほうで各自注文。私が頼んだ魚介類のスープは、9ドルもするわりには海老が一匹、味もうすくて「いま三歩」という感じだった。

食事のあとボートで他の岸まで行き、そこから10分ほど歩いて Red Frog ビーチに到着。波が高いのでここでも泳ぐのはムリ。何しに来たんじゃ? でもビーチでくつろぐだけで私は良いのだ。

最後に、隣の島のポイントに行き、ボートからのスノーケル。もちろん足ひれのない私には「おぼれろ」と言われるのと同じこと。ゆらゆら揺れるボートで待機する。この間ちょっと気持ち悪くなる。

帰りのボートはますますガンガン縦揺れが激しく、ボカス・デル・トーロに到着したときには背中とお尻が痛み、頭がくらくらしていた。この夜、気持ち悪くて食欲も出ず、軽いものを注文したのにもかかわらず残してしまった。しかし、ボート・ツアーは貴重な体験だった、と書いておこう。

つづく。


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