魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

73歳の誕生日① 築地本願寺

2022-08-19 | 博物館・美術館・建築など

 8/19(金)は私の73歳の誕生日。
この日
高輪サロンでベーシックセミナーが
スタートするはずだったのに
2日前に流会😩
東京見物をすることにした。

「今年はスカイツリーを眺めながら
 カヌーを漕ごう!」と

年明け早々に計画したのに
猛暑と豪雨が繰り返しているこんな夏
カヌーどころか
外出する気にもなれなかった。

ところが、今朝の最低気温は22℃!
9月中旬のような爽やかな空気で青空!

「こんないい日に外出しないのは
もったいない!」と
築地本願寺と旧岩崎邸へ向かうことにした。

築地本願寺はインドの宮殿のような建物で
パイプオルガンの演奏が聞ける。

ネットで調べたら ↓

「お~っ、ラッキー!」と喜び勇んで
京急・都営浅草線で東銀座へ。

地上に上がってすぐの所に
歌舞伎座があり、何と便利😲!

東京で働いてもうすぐ20年になるというのに
初めて訪れた別世界。

東に4~5分歩くと、築地本願寺が見え始めた。

境内に入るとすぐに親鸞聖人像。
でも、これらは光線の条件上、帰りに撮影。

日本の仏教寺院とは、とても信じられない。

本堂の正面入り口には、美しいステンドグラス。

築地本願寺は 浄土真宗本願派(西本願寺=お西さん)
私の実家は 浄土真宗大谷派(東本願寺=お東さん)
なので
お西さんのお寺は、敷居が高く
おそるおそる足を踏み入れると

正面にこれまで見たこともないほど豪華絢爛な仏壇。

京都の東本願寺の仏壇にもお参りしたことはあるが
こんなに明るく輝いてはいなかった記憶が…。

振り返って玄関側を見ると
パイプオルガンのパイプがずらり。 ↓

演奏するオルガンはこちら。 ↓

パイプオルガンの演奏を聴くのは人生初と
楽しみにやって来たのに
あいにくそれは8/26(金)、来週なのだと😥

確かに、私が見たページとは
別のページに書いてあったが、気づかなかった。

本堂内の展示を見ると
関東大震災で全焼するまでは
日本風の寺院だった

11年後の1934年
このインド風建築の寺院に
建て替えられたのだと。

階下に降りていく階段などには

インド風の石像が飾られている。

境内にあるカフェで
炙りサーモンとアボカドのお茶づけセットと
冷たい抹茶とシフォンケーキを注文。

すぐ隣にある講堂で、13時から始まる
お坊さんのお話を聞くまで、ほぼ1時間ある。

ゆっくり食べて休めると思っていたのに
すぐに運ばれてきたのは抹茶だけ。

効き過ぎの冷房の風を浴びながら
冷たい抹茶をチョビリ チョビリ。

カーディガンを着ても、耐え難い寒さ😱

お茶づけセットか運ばれてきたのは
約45分後、なんという遅さ😒

しかも、お茶漬けを食べ終わってもケーキが来ない。

ホール係の女性に催促しても
カウンターに足を運んで催促しても馬耳東風。

13時3分前にやっとケーキが届き
急いで食べて、会計を済ませて
すぐに講堂に向かったが
お話の初めの部分は聴けなかった。

お話をされているのは
30歳くらいの男性僧侶。

縁起(関係性)について。

 1人の人間の親は2人
 10代遡ると先祖は 1024人
 30代遡ると、1,073,741,824人

30代遡った時代は
奈良時代後期~平安時代の前期

その時代に10億もの人はいなかった。
せいぜい500万人くらいらしい。

ということは、ほとんどの人はどこかの代で
お互いの先祖は被っているということ。

つまり、人々はそんな関係性を
持ちながら生きている。

それが一つの道理だが
道理を知っただけでは仏にはなれない。
それを邪魔しているのが
煩悩(自己中心性)

慈悲(正しいあり方)に対して
自己中心的にふるまうのが無慈悲

その分かりやすい例が節分に唱える

 鬼は外 (自分に都合の悪いことはよそに行け)
 福は内 (自分に都合のいいことはおいで)

仏のお慈悲とは、正しいあり方=真実
正しくないあり方が、不実=無慈悲

正しいあり方の
真似をしながら生きていくことが
仏の道に沿った生き方である。

ざっとこんなお話だった。

とても分かりやすく、説得力があり
柔らかい声で、ゆっくりと
聞き取りやすく、素晴らしかった。

ネットでも聴けるのだが
生で聴くのは全然違う。

昼食ですっかり冷え切った私の体と心が
次第に暖まるのが分かった。

私もこんなふうに話せるようになりたいが…
無理そうやな~😄

カフェ・講堂のある建物の軒下から撮影。
 ↓

歩いて歌舞伎座まで戻り
15時からの舞台に
あわよくば残席があるといいのに…と

正面玄関前に行くと
「舞台関係者複数名が体調不良となり
 コロナ罹患を鑑み
 8/19(金)は全日休演します」と👀‼️

ということで、予定通り 旧岩崎邸に向かった。



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