8/19(金)は私の73歳の誕生日。
この日
高輪サロンでベーシックセミナーが
スタートするはずだったのに
2日前に流会😩
東京見物をすることにした。
「今年はスカイツリーを眺めながら
カヌーを漕ごう!」と
年明け早々に計画したのに
猛暑と豪雨が繰り返しているこんな夏
カヌーどころか
外出する気にもなれなかった。
ところが、今朝の最低気温は22℃!
9月中旬のような爽やかな空気で青空!
「こんないい日に外出しないのは
もったいない!」と
築地本願寺と旧岩崎邸へ向かうことにした。
築地本願寺はインドの宮殿のような建物で
パイプオルガンの演奏が聞ける。
ネットで調べたら ↓
「お~っ、ラッキー!」と喜び勇んで
京急・都営浅草線で東銀座へ。
地上に上がってすぐの所に
歌舞伎座があり、何と便利😲!
東京で働いてもうすぐ20年になるというのに
初めて訪れた別世界。
東に4~5分歩くと、築地本願寺が見え始めた。
境内に入るとすぐに親鸞聖人像。
でも、これらは光線の条件上、帰りに撮影。
日本の仏教寺院とは、とても信じられない。
本堂の正面入り口には、美しいステンドグラス。
築地本願寺は 浄土真宗本願派(西本願寺=お西さん)
私の実家は 浄土真宗大谷派(東本願寺=お東さん)
なので
お西さんのお寺は、敷居が高く
おそるおそる足を踏み入れると
正面にこれまで見たこともないほど豪華絢爛な仏壇。
京都の東本願寺の仏壇にもお参りしたことはあるが
こんなに明るく輝いてはいなかった記憶が…。
振り返って玄関側を見ると
パイプオルガンのパイプがずらり。 ↓
演奏するオルガンはこちら。 ↓
パイプオルガンの演奏を聴くのは人生初と
楽しみにやって来たのに
あいにくそれは8/26(金)、来週なのだと😥
確かに、私が見たページとは
別のページに書いてあったが、気づかなかった。
本堂内の展示を見ると
関東大震災で全焼するまでは
日本風の寺院だった
が
11年後の1934年
このインド風建築の寺院に
建て替えられたのだと。
階下に降りていく階段などには
インド風の石像が飾られている。
境内にあるカフェで
炙りサーモンとアボカドのお茶づけセットと
冷たい抹茶とシフォンケーキを注文。
すぐ隣にある講堂で、13時から始まる
お坊さんのお話を聞くまで、ほぼ1時間ある。
ゆっくり食べて休めると思っていたのに
すぐに運ばれてきたのは抹茶だけ。
効き過ぎの冷房の風を浴びながら
冷たい抹茶をチョビリ チョビリ。
カーディガンを着ても、耐え難い寒さ😱
お茶づけセットか運ばれてきたのは
約45分後、なんという遅さ😒
しかも、お茶漬けを食べ終わってもケーキが来ない。
ホール係の女性に催促しても
カウンターに足を運んで催促しても馬耳東風。
13時3分前にやっとケーキが届き
急いで食べて、会計を済ませて
すぐに講堂に向かったが
お話の初めの部分は聴けなかった。
お話をされているのは
30歳くらいの男性僧侶。
縁起(関係性)について。
1人の人間の親は2人
10代遡ると先祖は 1024人
30代遡ると、1,073,741,824人
30代遡った時代は
奈良時代後期~平安時代の前期
その時代に10億もの人はいなかった。
せいぜい500万人くらいらしい。
ということは、ほとんどの人はどこかの代で
お互いの先祖は被っているということ。
つまり、人々はそんな関係性を
持ちながら生きている。
それが一つの道理だが
道理を知っただけでは仏にはなれない。
それを邪魔しているのが
煩悩(自己中心性)
慈悲(正しいあり方)に対して
自己中心的にふるまうのが無慈悲
その分かりやすい例が節分に唱える
鬼は外 (自分に都合の悪いことはよそに行け)
福は内 (自分に都合のいいことはおいで)
仏のお慈悲とは、正しいあり方=真実
正しくないあり方が、不実=無慈悲
正しいあり方の
真似をしながら生きていくことが
仏の道に沿った生き方である。
ざっとこんなお話だった。
とても分かりやすく、説得力があり
柔らかい声で、ゆっくりと
聞き取りやすく、素晴らしかった。
ネットでも聴けるのだが
生で聴くのは全然違う。
昼食ですっかり冷え切った私の体と心が
次第に暖まるのが分かった。
私もこんなふうに話せるようになりたいが…
無理そうやな~😄
カフェ・講堂のある建物の軒下から撮影。
↓
歩いて歌舞伎座まで戻り
15時からの舞台に
あわよくば残席があるといいのに…と
正面玄関前に行くと
「舞台関係者複数名が体調不良となり
コロナ罹患を鑑み
8/19(金)は全日休演します」と👀‼️
ということで、予定通り 旧岩崎邸に向かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます