12月に高校時代の弓道部の1人から
手紙が届き
その後、メールやLINEで
会話に入れてもらうことになった。
遠征続きの生活をしている今の私には
空手の先生に来てもらって
空手を習うのが関の山。
空手はとても楽しいし
「弓道をしたい」
なーんて思うこともなかった。
弓道場に出かけて行って弓道なんて
絶対に無理、あり得ない。と思っていた。
ところが、LINEで教えてくれた人がいて
我が家から歩いて行ける範囲に
生駒市の弓道場があることを知った。
生駒市弓道協会のHPを見たところ
昨年、全国優勝した男性がおられることや
団体でも男女ともに
輝かしい成績を収めていることを知り
ビックリ👀‼️
こんなハイレベルな人達の片隅で
50年以上のブランクの私が
矢を射るなんて…、おこがまし過ぎる😓
などと思いながらも
もう一回、弓道をしてみたい
との気持ちはあった。
高校3年生の時 1967(昭和42)年
弓道でインターハイに
出場したこともあるし
高校卒業までに二段ももらったが
卒業してからは、全く
弓に触れる機会がない。
弓も矢も持っていない。
でも、かけ はまだ持っている。
今の高校生は袴で弓を引いているが
我々の時代はまだ制服のスカートだった。
三十三間堂の通し矢にも参加したことがない。
死ぬまでに一度でいいから
着物を着て袴を履いて
弓を引いてみたいな~。
そんな漠然とした憧れが心の底にあり
1年ほど前に、メルカリ大好きな友人に
安く袴を買ってもらった。
履く機会があるかどうかわからないのに
高いお金を支払って
袴を買うなんてもったいないので…。
でも、そのまま仕舞ってある。
そんな時に知った生駒市の弓道場。
もしかしたら
5年後には月に1度くらいは
弓道場に稽古に行けるかも?
「だったら、歩いて何分で行けるか?
今のうちに下見に行っておこう」
と、ネットで地図を確認。
「徒歩で12分」なーんて出てきたが
「こんな急坂の道、12分なんて絶対に無理!」
とすぐに分かる。
1/6(金)の午後
仕事を概ね片付けてから出発。
ケーブルカーの路線を横断し
ヘアピンカーブの車道を横切る
狭い急坂を上り
「こんな急坂に面して
家が建っているんや~」
と驚かされるような坂道を
ハーハー言いながら歩き
最後に車道に沿って少し歩くと
体育館に到着。17分で歩けた!
向かって右の側面の玄関から入り
広いアリーナの右側に、あった!
そっとドアに手を触れてみたが
鍵がかかっていて開かず。
そうや
今日は練習日ではないんや。
外からは何も見えず
どうも、的が置かれる場も、矢が飛ぶ場も
館内にあるようだ。
体育館の正面に立ち寄ってから帰途に。
急坂を駆け降りるようにドンドン進み
途中、景色をながめたり
写真を撮ったりしながら、13分で家に着いた。
今日のこの道を
5年後、10年後に
短い白髪の私が
着物を着て袴を履いて
弓矢を持って小走りで
通えたらいいな~。
弱い弓でいいから
美しい体配・射形で楽しめたら
きっときれいな姿勢の
後期高齢者でいられる気がする😄
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