5/5(土)は空研塾の大会があると
塾長からメールをもらった。
どんな大会なのかよくわからないが、
どんなものなのか…? と、
一度見に行くことにした。
会場は八尾市総合体育館、
12時半頃に準備を終えたのに、
ダイヤの乱れと、電車の乗り間違えで
14時半頃、やっと到着。
会場に入ってすぐ、龍壱道場長の
中西先生が主審をされている姿が!
この大会は、空研塾西田道場主催。
↓
フルコンタクトの各流派の道場で学ぶ
小中学生の、個人トーナメント戦。
南大阪と書いてあるが、
奈良の子達も来ていて、
小学低学年らしき小さな子達が、
眼まぐるしいほどの
速い突き・蹴りを繰り出している。
顔見知りの黒帯の先生方も
審判をされている。
空手の先生は多忙やね~。
好きでないとできないわ。
しばらく観戦した後、全体像を撮影しに
2階席の一番高い所に移動。
↓
2階席の一番前まで進むと、塾長の姿が見える。
↓
2階から降り元の場所に戻り、
中学生女子の試合を見ていると…、
私の目の前で、1人が恥骨を押さえて
膝まずいたまま動けなくなった。
「恥骨を蹴られて恥骨結合がズレたのに違いない」
と思って見ていると
中西先生・キミ子先生が
救護に当たろうとされている。
中西先生に声掛けると
入って来るよう言われたので、入ると…、
全く動ける気配なし。
男の先生が2人掛かりで抱えて
傍らマットに移動させ、私がケアに当たった。
恥骨の触診もできない状態で
左右に膝をゆすることも全くできず。
最新のセルフケア法、この写真と同様に
↓
肋骨の下縁に指を当てて
肘で床を押しながら、上半身をねじれる方向に
動くよう勧めたところ、これはできた。
次第に膝が動くようになり、
そこで、恥骨の触診
予想通り、内側に5mmほど入り込んでいる!
その分、左の後上腸骨棘が内方変位。
左の恥骨枝の前に、膝蹴りが直撃したようだ。
近くにいた人(セコンド?)は
「ポコッとすごい音が聞こえた」と。
次に、
1.股関節を極鈍角に保って膝倒しの操体法
2.下肢上下の操体法
3.膝開閉の操体法
これで痛みが緩和、恥骨結合・仙腸関節が整った。
しかし、左の股関節の内旋の動きがやや悪く
左恥骨大腿靭帯の硬さを緩めて終了。
のはずだったが…、念のため腰椎を触診すると
第5腰椎の棘突起が右にずれている。
「ここ痛くない?」と尋ねると「痛い」と。
これは今回の負傷とは関係なさそうだか
ついでなので調整。
しかし、驚いたことに、
こうなると右の寛骨・仙骨ともに
連動して変位するはずなのに、全く変位無し。
腸腰靭帯が強く柔軟だからとしか考えられない。
若くて、かつ、鍛えられている!
最後に、
臍から左上方向に緊張があったので、
1分間ほどかけて緩めると、
すぐに立ち上がり、両足でハイジャンプ。
すごいね~、若い!
そのま延長戦に参戦(@o@)
善戦していたけど、制限時間前に
再び痛そうに膝まずき動けなくなった。
骨盤を巻く体操用ゴムチューブがあれば、
恥骨結合が安定して、互角に闘えただろうに…。
と思ったが、なかったので残念。
棄権負け後、泣き続けているとのことで
見に行くと…、お母さんによると
「痛くて泣いているのではなく、
棄権負けとなったことが
悔しくて泣いているんです」と。
お母さんが
「自宅では何をしたらいいのでしょう?」
とおっしゃるので、
たまたま私が持っていた
細長い首に巻くスカーフで
尾骨側⇒恥骨側に巻いたところ
「気持ちがいい、楽」との返事。
「スカーフを貸しましょうか?」と言うと、
「なくても歩いて帰られる」と。
家に帰ったら温泉旅館の浴衣の帯くらいの帯で
骨盤を同様に巻くよう伝えて分かれた。
肩こり・首コリ・頭痛もあるそうで、
お母さんが見ても
首の骨がずれているのが分かるとのこと。
その連動で第5腰椎もズレ、
骨盤も不安定になっているのでは
と思ったが
頸椎・胸椎を調整する場所もなし。
何よりも、棄権負けの悔しさが
首の骨のことなんて
吹き飛ばしてしまっていたみたい。
中学2年女子、黒帯。
すごい根性の持ち主、あっぱれ!
ところで、武術とは、
①殺法(相手を攻撃する術=剣術・空手など)
②活法(負傷した仲間を元気する術=整体など)
この2つが車の両輪のように揃ってこそ、
負けることなく邁進できる。
なのに現実は、武術=殺法
となってしまっていることが問題だと思う。
私は②を生業とし、①を趣味・運動としている
おかげで
空手を習い始めてから②も上手くなった。
①を学び教えている人達は、
②をもっと学び身に着けることにより
全体の水準が上がるのではと思う。
ともあれ、今日は楽しかった。
小中学生の活気を少しでも吸収して、
「私ももっと機敏に動けるようになりたい」
「なろう!」と、気持ちを新たにした日となった。
塾長からメールをもらった。
どんな大会なのかよくわからないが、
どんなものなのか…? と、
一度見に行くことにした。
会場は八尾市総合体育館、
12時半頃に準備を終えたのに、
ダイヤの乱れと、電車の乗り間違えで
14時半頃、やっと到着。
会場に入ってすぐ、龍壱道場長の
中西先生が主審をされている姿が!
この大会は、空研塾西田道場主催。
↓
フルコンタクトの各流派の道場で学ぶ
小中学生の、個人トーナメント戦。
南大阪と書いてあるが、
奈良の子達も来ていて、
小学低学年らしき小さな子達が、
眼まぐるしいほどの
速い突き・蹴りを繰り出している。
顔見知りの黒帯の先生方も
審判をされている。
空手の先生は多忙やね~。
好きでないとできないわ。
しばらく観戦した後、全体像を撮影しに
2階席の一番高い所に移動。
↓
2階席の一番前まで進むと、塾長の姿が見える。
↓
2階から降り元の場所に戻り、
中学生女子の試合を見ていると…、
私の目の前で、1人が恥骨を押さえて
膝まずいたまま動けなくなった。
「恥骨を蹴られて恥骨結合がズレたのに違いない」
と思って見ていると
中西先生・キミ子先生が
救護に当たろうとされている。
中西先生に声掛けると
入って来るよう言われたので、入ると…、
全く動ける気配なし。
男の先生が2人掛かりで抱えて
傍らマットに移動させ、私がケアに当たった。
恥骨の触診もできない状態で
左右に膝をゆすることも全くできず。
最新のセルフケア法、この写真と同様に
↓
肋骨の下縁に指を当てて
肘で床を押しながら、上半身をねじれる方向に
動くよう勧めたところ、これはできた。
次第に膝が動くようになり、
そこで、恥骨の触診
予想通り、内側に5mmほど入り込んでいる!
その分、左の後上腸骨棘が内方変位。
左の恥骨枝の前に、膝蹴りが直撃したようだ。
近くにいた人(セコンド?)は
「ポコッとすごい音が聞こえた」と。
次に、
1.股関節を極鈍角に保って膝倒しの操体法
2.下肢上下の操体法
3.膝開閉の操体法
これで痛みが緩和、恥骨結合・仙腸関節が整った。
しかし、左の股関節の内旋の動きがやや悪く
左恥骨大腿靭帯の硬さを緩めて終了。
のはずだったが…、念のため腰椎を触診すると
第5腰椎の棘突起が右にずれている。
「ここ痛くない?」と尋ねると「痛い」と。
これは今回の負傷とは関係なさそうだか
ついでなので調整。
しかし、驚いたことに、
こうなると右の寛骨・仙骨ともに
連動して変位するはずなのに、全く変位無し。
腸腰靭帯が強く柔軟だからとしか考えられない。
若くて、かつ、鍛えられている!
最後に、
臍から左上方向に緊張があったので、
1分間ほどかけて緩めると、
すぐに立ち上がり、両足でハイジャンプ。
すごいね~、若い!
そのま延長戦に参戦(@o@)
善戦していたけど、制限時間前に
再び痛そうに膝まずき動けなくなった。
骨盤を巻く体操用ゴムチューブがあれば、
恥骨結合が安定して、互角に闘えただろうに…。
と思ったが、なかったので残念。
棄権負け後、泣き続けているとのことで
見に行くと…、お母さんによると
「痛くて泣いているのではなく、
棄権負けとなったことが
悔しくて泣いているんです」と。
お母さんが
「自宅では何をしたらいいのでしょう?」
とおっしゃるので、
たまたま私が持っていた
細長い首に巻くスカーフで
尾骨側⇒恥骨側に巻いたところ
「気持ちがいい、楽」との返事。
「スカーフを貸しましょうか?」と言うと、
「なくても歩いて帰られる」と。
家に帰ったら温泉旅館の浴衣の帯くらいの帯で
骨盤を同様に巻くよう伝えて分かれた。
肩こり・首コリ・頭痛もあるそうで、
お母さんが見ても
首の骨がずれているのが分かるとのこと。
その連動で第5腰椎もズレ、
骨盤も不安定になっているのでは
と思ったが
頸椎・胸椎を調整する場所もなし。
何よりも、棄権負けの悔しさが
首の骨のことなんて
吹き飛ばしてしまっていたみたい。
中学2年女子、黒帯。
すごい根性の持ち主、あっぱれ!
ところで、武術とは、
①殺法(相手を攻撃する術=剣術・空手など)
②活法(負傷した仲間を元気する術=整体など)
この2つが車の両輪のように揃ってこそ、
負けることなく邁進できる。
なのに現実は、武術=殺法
となってしまっていることが問題だと思う。
私は②を生業とし、①を趣味・運動としている
おかげで
空手を習い始めてから②も上手くなった。
①を学び教えている人達は、
②をもっと学び身に着けることにより
全体の水準が上がるのではと思う。
ともあれ、今日は楽しかった。
小中学生の活気を少しでも吸収して、
「私ももっと機敏に動けるようになりたい」
「なろう!」と、気持ちを新たにした日となった。
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