（新）ベストアルバムを語るわよ！（2）

名だたるスーパースターの中でも、とくにエルトンは、
長い間、毎年1曲以上のTop40ヒットを放ってきたなんていう、すごい記録を持っている人だけに、
たいへんリリース枚数が多く、なかなか、アルバムを全部揃えるのは難儀なアーティストなのですが、
ゆえに、ヒット曲が多いだけに、ベスト盤でフォローするっていうのも難しい人ですよねぇ。

自分が知るかぎりでは、ドンとまとめたBOXセットみたいなのも出ていない気がするので、
数多く出ている"Greatest Hits"を何枚か収集して、なんとかフォローするのが手堅い（？）感じがします。

で、今回ご紹介するのは、そんな中でも、とくにスキマ感が強いベスト盤で、
1992年に発売になっていました、"Greatest Hits 1976-1986"です。

76年からっていうことになっていますが、全13曲中、11曲は、80年代のヒット曲で固められていまして、
まさに、青春時代(^^;)をこの時期に過ごした自分にとっては、ツボ曲ばかりの1枚になっています。
中でも、ジョン・レノンに捧げられた"Empty Garden"は、別のベスト盤では見たことがなくて、
もしかしたら、ベスト盤では、この盤だけにしか入ってないかもしれません。

80年代は、勢いがすごかった70年代に比べれば、ちょっと、試行錯誤もあった時代のように思いますが、
それでも、全曲がTop40ヒットで、81年のアルバム"The Fox"からのヒット、
"Nobody Wins"と"Chloe"がこぼれちゃってますから、ホント、すごい人ですよねぇ。


・Greatest Hits 1976-1986 - Elton John