
・Laughing Down Crying - Daryl Hall
タイトルは、「泣き笑い」のことを意味するのだそうですが、
アルバム自体が、このアルバムでのプレイを最後に亡くなった、
バンドのベーシストで、プロデューサーでもあったT-Boneさんに捧げられていて、
ラストの曲は、まんま、そのT-Boneさんに宛てた曲になっています。
ただ、しんみりと故人を偲ぶというよりは、
「逝っちゃいやがって、バカやろう!」的な曲調なのですが、
それが逆に、余計に寂しさを誘う感じであります。
しかし、アルバム全体は、余裕しゃくしゃくで楽しげに歌い演奏する曲が多く、
リラックスしていて、高揚感もあるし、ダリルの声も、相変わらずのびのび♪
先行公開されていた、4曲目の"Eyes For You"なんて曲は、
80'sファンなら、やっぱり、ニヤリッとさせられますね。( ̄一 ̄)