・Sixty Six to Timbuktu - Robert Plant
今回は、2003年に出ていた、Robert Plantの2枚組ベスト、
"Sixty Six to Timbuktu"です。
Timbuktuとは、アフリカのマリにある町の名前のようで、
このアルバムの最後に収録されているライブテイクが録音されたのが、
その町であることからきているようですが、
同時に、その言葉には「世界の果て」という意味もあるみたいですね。
で、こんなタイトルで、こんなジャケですから、
熱心なファン以外は、このアルバムが、
Robert Plantさんのソロワークを集めたものであるっていうこと、
案外、知らない方も多いのではないかと思います。
自分も、熱心なファンではないので、
リリース後、かなり経ってから入手いたしました。
Sixty Sixとは、このアルバムの収録曲中、
もっとも古い録音の曲が制作されたのが、1966年であることからきているみたいですが、
それらの、Zeppelin結成以前のナンバーも収録されていて、
リリース当時は、かなり、ファンの方の間では、話題になっていたようです。
で、ベスト盤的な観点から見ますと、
"Big Log"や"Little By Little"といった、
80年代のソロの代表曲や、The Honeydrippersとしてヒットさせた、
"Sea Of Love"などは収録されているのですが、
82年にリリースした最初のソロアルバム"Pictures At Eleven"からは未収録で、
90年のアルバム"Manic Nirvana"からヒットした
"Hurting Kind (I've Got My Eyes on You)"も入っておらず、
ちょっと、かゆいところに手が届かん感じもある盤ではありますね。
曲は、83年のこの名曲"Big Log"を。