probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(104)

2018-01-26 10:15:34 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。

まずは、オリジナル。
Dan Hartmanの、1984年の大ヒット"I Can Dream About You"です。



Hot100での最高位は6位で、R&Bチャートでも60位まで上昇していたようで、
当時、「SOUL TRAIN」にも出演していたんですね。
もともと、この曲は、同年公開の映画『ストリート・オブ・ファイヤー』
のサウンドトラックに収録されてヒットした曲でしたね。

映画の中では、架空のドゥーワップ・グループ、The Sorelsによって、
パフォーマンスされるシーンがあるのですが、
歌のほうは吹き替えで、でも、なぜか、Danのボーカルではなく、Winston Fordという、
コンテンポラリーゴスペル系のシンガーのボーカルが使われております。

で、2004年に、この曲をカバーしていたのが、このお二人でした。



こちらは、ライブの映像ですが、SoulやPopクラシックの名曲をカバーした、
Daryl Hall & John Oatesのアルバム"Our Kind Of Soul"に収録されておりましたね。
アルバムバージョンは、こちらです↓。



そのアルバムをリリースした後の日本公演でも、この曲をプレイしてくれて、
わかりやすい英語で、Darylさんが「Danから、この曲をもらっていたんだけど、
歌うタイミングがなくて、結局、本人がレコーディングすることになったんだよ。」
っていうようなことを話したあとに、歌ってくれたのが感動的でした。

Danは、すでに24年も前に、43才の若さで世を去っておりますが、
お二人には、いつまでも長生きしてほしいですね。
ことしの夏は、Trainと共にアメリカツアーをすることが決まっているようです。