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華麗なるインストゥルメンタルヒッツの世界(18)

2021-12-17 10:24:39 | 懐かし洋楽
年代などは関係なく、
ビルボードのHot100に、ランクインした、
インストゥルメンタルの楽曲を、
取り上げていこうという、
このコーナー、今回は、1980年に、
Hot100で、最高位28位を記録した、
こちらのナンバーです。



James Last Bandの
"The Seduction (Love Theme)"ですね。

ドイツ出身のコンポーザーで、
バンドマスター、James Lastさんが、
同年にリリースしたアルバム
"Seduction"からのカットで、
映像では、別の方が演奏していますが、
スタジオバージョンでは、
クレジット無しながら、
あの、David Sanbornが、
Saxを吹いていたということでも、
有名なナンバーで、さんぼんさんは、
さんぼんさんで、同じ年に出した
自身のアルバム"Hideaway"に、
自らのバージョンを収録していました。



で、このどちらもが、
カバーバージョンなんですよね。
オリジナルは、曲の作者である、
Giorgio Moroder師匠が手掛けた、
Richard Gere主演の、
同年公開の映画『アメリカン・ジゴロ』の
サントラに収録されていた、
こちらのバージョンでしたね。



『アメリカン・ジゴロ』は、
ロードショー公開が終わったあとの
名画座で観ましたが、大ヒットした
Blondieの"Call Me"は記憶ありますが、
"The Seduction"のほうは、
ラブシーンで使われていたのでしょうが、
正直、ほとんど記憶ないですね。

Richard Gereさんは、この時期、
こちらも、サントラが大ヒットした
『愛と青春の旅立ち』にも主演していて、
チャートマニアにとっても、
気になる俳優さんでしたね。

※次回は、Time Machineです。