かなりベタベタな邦題で、それに釣られたのか、
映画館の中は、自分より年上なのは間違いない(^_^;)、ご婦人たちでいっぱいでした。
けれど、演出は、数々のクセモノ映画を撮っている、スティーブン・フリアーズ監督なので、
まあ、ごく普通の親子の感動話にはなっていないであろうことは予想はついたのですが、
やはり、とても、ユニークな語り口の作品になっていて、さすがであります。
てか、この邦題を考えた映画会社の方は、本編を観ているのだろうか?(笑)
まったく、実話であるという、この物語のことは知らなかったのですが、
いかようにも、感動を煽ることができそうな、すごい話を、
あえて、そうはしなかったのが、じつにクールで、
結局、行きつくところは、主人公の女性、フィロミナの、
???なところもある、普通のおばさんだけれど、じつに慈愛に満ちたキャラクターで、
そこに、劇映画の主人公としての命を吹き込んだ、ジュディ・デンチの演技の素晴らしさなのですね。
http://www.mother-son.jp/
『あなたを抱きしめる日まで』日本公式サイト
http://philomenamovie.com/
"Philomena"US Official Site
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます