probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2018-08-22 19:49:40 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートから。

まずは、メンフィス出身ということ以外、
情報があまりないのですが、女性シンガー、
Porcelanの"Lois Lane"です。



やはり、Adult R&Bチャートでヒットしたデビューシングル
"The Real Thing Don’t Change"に続くナンバーのようです。
曲の作プロデュースをしているのは、Sam & Daveの"Soul Man"などで知られ、
ソングライターの殿堂をしている、Dave Porterさんのようですね。

そして、もう1曲は、Ready For The Worldの新曲"So Much Life"です。



91年に、一度解散したものの、21世紀に入ってからは復活して、
アルバムも2枚リリースしていたみたいですが、
また、ひさびさに新曲を出したんですね。

ただこの曲、黄金期の中心メンバーでリードボーカルの、
Melvin Rileyは、参加しているのかどうか、不明です。
近年は、ソロシンガーとして活動していた、
Ray Lavenderという人を、ボーカルで迎えているみたいですね。

ADULT R&B SONGSチャート

90's #7

2018-08-21 10:41:07 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第7位は、
Keith Sweatの1996年のヒット曲"Nobody"です。
(Pop #3 R&B #1)



同年リリースの、汗兄貴の5枚目のアルバム
"Keith Sweat"から、こちらも大ヒットした1stカット、
"Twisted"につづく、2枚目のシングルでしたね。
兄貴が発掘した女性グループ、Kut Closeのメンバーで、
何度かコラボレーションもしている、Athena Cageをft.した曲でした。

87年にデビュー、いきなり"I Want Her"で、
華々しくチャートインしたKeithでしたが、
そのせいか、どうしても、New Jack Swingの...という
イメージから脱却できなかった感もあったように思うのですが、
この"Nobody"の大ヒットで、より、スケールアップができたような気がしました。

アルバムも、シングルヒットが続いたことによって、
兄貴の最大のヒットになっているようですね。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(115)

2018-08-20 10:05:15 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編です。
前回のカバー編では、映画『ダーティ・ダンシング』のサントラから、
Patrick Swayzeの"She's Like The Wind"を取り上げましたが、
今回も、『ダーティ・ダンシング』からです。
っていうと、だいたいわかってしまう感じですが...。(^^;

で、原曲。
1987年、Hot100で、第1位を獲得した、このナンバーです。



Bill MedleyとJennifer Warnesの
"(I've Had) The Time of My Life"ですね。
大ヒットで、何週も1位を続けたイメージもあるのですが、
1位になったのは、11月の最終週の1週だけだったみたいですね。

Jennifer Warnesは、Joe Cockerとのデュエットで、
やはり第1位に輝いた、映画『愛と青春の旅立ち』サントラからのヒット
"Up Where You Belong"がポピュラーですが、
Bill Medleyも、90年の大ヒット映画
『ゴースト/ニューヨークの幻 』のサントラ盤に、
The Righteous Brothers時代のヒット
"Unchained Melody"が使われ、リバイバルヒット、
サントラ盤には、縁が深いお二人でありました。

そして、この曲をネタ使いしていたのが、
説明不要の、このナンバーでしたね。



2010年のThe Black Eyes Peasの大ヒット曲
"The Time (Dirty Bit)"ですね。
世界中のチャートで1位を獲得したナンバーでしたが、
Billboardでは、4位が最高だったようです。
しかし、この曲も、すでに8年前なんすねぇ。(^^;

さて、次回はカバー編になりますが、
次回も、『ダーティ・ダンシング』絡みのナンバーになる予定です。

Time Machine ~1980~

2018-08-19 10:49:34 | 懐かし洋楽
今回は、1980年の今ごろチャートインしていた曲、
Kim Carnesの"More Love"です。(Pop #10 AC #6)



同年リリースの、Kimさんにとっての5枚目のアルバム
"Romance Dance"からの1stカットでありました。
この翌年に、あのモンスターヒット
"Bette Davis Eyes"を放つわけで、
その直前のヒットということになります。

"Bette Davis Eyes"も、もともとは、曲の作者のひとりでもある、
Jackie DeShannonがオリジナルのカバーソングでしたが、
こちらも、曲を書いている、Smokey Robinsonと、
The Miraclesによる、67年のヒット曲のカバーでした。
こんなお茶目なビデオクリップを作っていたんですねぇ。

また、同じ80年には、Kenny Rogersとのデュエット
"Don't Fall in Love with a Dreamer"も、
Hot100で、4位まで上昇するヒットになっていて、
80年から81年にかけては、Kimさんにとって、
間違えなく、もっとも好調だった時期でありましたね。

1980年8月16日付けのビルボード誌です。

1位は、やはり、80年から81年にかけて絶好調だった、あの歌姫の、あの名曲です。

Aretha

2018-08-17 20:16:30 | R.I.P.
何日か前から、重篤情報が出始めて、
なんかヤダなぁ、そういうの...と思っていたのですが、
今思うと、心の準備期間になってくれていたような気もしてみたり。
何の前ぶれもなく、いきなりの訃報だったら、
大ショックだったと思いますもんね。

大の飛行機嫌いで知られ、ワールドツアーは行わず、
当然、来日もなかったので、生の歌声も聴けていませんし、
さらに自分は、60年代~70年代のArethaを、
リアルタイムで聴いておらず、
そこらへんは、ほぼ後聴きになっておりますので、
ここでは、エラそうに語っても許されそうな、(^^;
80年代限定で、5曲を選んで追悼することにしてみました。

ポップに振れて、ヒットを飛ばした時期で、
辛口R&Bファンからは不人気な、80'sのArethaではありますが、
プロデューサーとしては、当時は、まだ新進だった、
LutherやNaradaを、いち早く起用して、
しっかり、時代をつかんでいたようにも思いますね。
90年代には、Lauryn HillやJDとも仕事をしていましたもんね。

初めて、リアルタイムで聴けたArethaは、↓この曲でした。
81年リリースのアルバムのタイトル曲"Love All the Hurt Away"。
(Pop #46 R&B #6)



これ、NHKのBSで放送されていた番組みたいですね。
本人も話していますが、もともとはGeorge Bensonとのデュエットナンバーでした。

82年、初めて、Luther Vandrossと組んで、
見事にヒットを飛ばした、この曲はカッコよかったですね。
やはり、アルバムのタイトル曲でもありました、"Jump To It"
(Pop #24 R&B #1)



Lutherとは、このあと、もう一枚、
"Get It Right"でも組んで、R&Bチャートでヒットさせました。

80年代、George MichaelやEurythmicsともコラボヒットを飛ばしたArethaでしたが、
"Godfather"と"Queen"のコラボが実現したのも、80年代のことでありました。
89年のJames Brownとの「競演」曲"Gimme Your Love"(R&B #48)



さかのぼること3年、86年には、
The Rolling StonesのKeithとRonnieともコラボしていましたね。
"Jumpin' Jack Flash"(Pop #21 R&B #20)



Whoopi主演の映画のタイトルにもなっていた曲ですので、
そのWhoopiも、ビデオに登場しておりますね。
曲のプロデュースも、Keith Richardsがやっておりました。

最後は、80年代のArethaというと、やはり、この曲は外せません。
85年のヒット"Freeway Of Love"です。(Pop #3 R&B #1)



Narada Michael Waldenをプロデューサーに迎えたポップヒット。
この曲が好きかどうかで、80年代のArethaの評価が分かれるのではないか?
と思うのですが、自分は大好きでした。
Naradaは、このころは、WhitneyやStarshipもプロデュースして、
乗りに乗っていた時期でもありましたね。

60代で世を去ってしましった、Donna Summerや、
Natalie Coleに比べれば、長く生きた76年ではありますが、
それでも、まだ早いですよねぇ。
たくさんの楽曲と、魂の歌声、ありがとうございました。

R.I.P.

http://amass.jp/109202/
「アレサ・フランクリンのベスト・パフォーマンス 10選」を米ローリングストーン誌が発表
(amass)