probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2020-03-24 10:23:11 | 最近の洋楽
今回は、衰えなど知らんわい!
という感じの、女性2人の新曲。

まずは、Chrissie Hynde率いる、
The Pretendersの新曲
"The Buzz"です。



5月にリリース予定のアルバム
"Hate For Sale"からの先行カット。
年齢は書かないでおこう
と思いますが(笑)、
まったく、歌声は変わりませんね。

(アルバムは7月に延期のようです。)

4年ぶりのアルバムになりますが、
現在は6人で活動しているようで、
バンドを離れていた
時期もありましたが、
オリジナルメンバーである、
ドラムのMartin Chambersは、
しっかり、残っているようであります。

続いては、こちらも5月のようです、
Newアルバム"Blackbirds"
をリリースする、
Bettye LaVetteの新曲
"I Hold No Grudge"です。



こちらも、60年代前半から活躍する、
大ベテランでありますが、
近年も、コンスタントに、
アルバムをリリースされておりますね。

前作は、Bob Dylanの、
楽曲のカバー集でしたが、今回は、
どういうアルバムになっているかは、
ちょっと、まだわかりませんでした。

Kenny Rogers

2020-03-22 20:06:48 | R.I.P.
自分が、洋楽ヲタになり始めたころ、
ちょうど、Kennyさんの
映画『アーバン・カウボーイ』
サントラ収録曲"Love The World Away"
がヒット中で、そのあとのヒットが、
あの"Lady"でありました。

ただ、そのころ、
まだまだお子ちゃまでしたので、
正直、"Lady"の良さはわからなくて、
楽曲の魅力に気づくのには、
もう少し、時間を要しましたね。

1950年代後半に、
シンガーとしてデビューして、
60年代後半からは、
Kenny Rogers and The First Edition
として活動を始め、
70年代後半からは、再び、
ソロシンガーとして活動、
そして、黄金期を迎えたKennyさん、
当然、長いキャリアの中、
ヒット曲は、数多あるわけですが、
ここでは、自分がリアルタイムで聴いた、
80年代以降の楽曲の中で、
あまり、他では取り上げられないのでは?
と思う曲4曲と、プラスワンで、
追悼したいと思います。

まずは、"Lady"の大成功のあと、
Lionel Richieプロデュースで作られた
81年リリースのアルバム
"Share Your Love"からの4thカット
"Through The Years"です。
(Pop #13 Country #5)



取り上げられないかと思ったら、
萩原健太さんが、Twitterで、
この曲をチョイスされておりましたね。(^^;

"Steal The Night"のヒットで
日本でも人気があった、Stevie Woodsも、
この曲を、アルバムで歌っていましたが、
同じ81年のリリースですが、
Kennyさんのほうが先に歌っていたようです。

2曲目は、83年、Bee Geesの、
Barry Gibbのプロデュースチーム
によって作られたアルバム
"Eyes That See In The Dark"からの
2ndカット"This Woman"です。
(Pop #23)



"Islands In The Stream"の
No.1ヒットを生んだアルバムからの
次のシングルでしたね。

この成功に気をよくしたのか、
このあと、カントリーを離れ、
David FosterやJay Graydonなどを
プロデューサーとして迎えて、
アダルトコンテンポラリーな方向へ、
舵を切っていくわけですが、
この時代、カントリーミュージック自体は、
逆に、クロスオーバー路線から、
トラディショナルな方向へと
振れていった頃でありまして、
それで、ファンが離れてしまったのか、
セールスを落としていくことに
なっていってしまったのですが、
そんなころのアルバム、87年リリースの
"I Prefer the Moonlight"からのカットで、
こちらも、カントリー界のスター
Ronnie Milsapとのデュエット
""Make No Mistake, She's Mine"です。
(Counrty #1)



曲の作者は、Kim Carnesで、
もともと、そのKimさん自身が、
Barbra Streisandの84年のアルバム
"Emotion"で、客演デュエットした曲の
カバーバージョンでしたね。
もちろん、オリジナルのほうは、
Sheではなくて、He's Mineでありました。

80年代後半以降、なかなか
Popチャートには顔を出せなくなっていた
Kennyさんですが、99年にリリースした
アルバム"She Rides Wild Horses"から、
久々にTop40ヒットが生まれたのですが、
それが、この"Buy Me A Rose"でありました。
(Pop #40 Country #1)



結局、この曲が、
生前最後のTop40ヒットにして、
カントリーチャートNo.1獲得曲に
なってしまいましたね。
共演していたのは、Alison Kraussと、
Billy Deanでありました。

またこの曲、R&Bファンにとっては、
Luther Vandrossが、2003年発売の
最後のアルバム
"Dance With My Father"で、
カバーしていたことで、
知られているかと思います。

そんなことで、80年代から
洋楽にのめり込んでいった自分としては、
Kenny Rogersという人には、
あまり、カントリーシンガーという
イメージがなくて、AORや、
ソウルミュージックなども内包した
懐の深いシンガーという印象でありました。

最後は、そういったイメージの先駆けとなった
"Lady"を、作者でプロデューサーの、
Lionel Richie共演の映像で
〆たいと思います。



R.I.P. ...Your voice decorated my life

http://amass.jp/132602/
カントリーミュージック界の
大御所ケニー・ロジャースが死去
(amass)

Time Machine ~1979~

2020-03-21 10:13:31 | 懐かし洋楽
今回は、1979年の今ごろ
チャートインしていた曲、Third Worldの
"Now That We Found Love"です。
(Pop #47 UK #10)



ニュージャック世代や、
ダンス甲子園世代にとっては(笑)、
Heavy D & The Boyzによる
カバーでおなじみのナンバーですが、
もともと、オリジナルは、
The O'Jaysなんだよ、って、
誰に教わったのか、
もう、すっかり忘れてしまったなぁ。
(^^;

一時期、日本でも、
カバーソングブームがありましたが、
以前は、いわゆる「焼き直し」に懐疑的で、
好きになれない感じがあったのですが、
長く生きていると、
名曲を歌い継がれていくことって、
すごく大事だよなぁと
思うようになりました。

Rod Stewartや、James Taylorのような、
超大御所たちが、近年、
名曲ソングブックアルバムを出してくるのも、
そういった、意識のもとなのかな?
と感じております。

ご存じの方も多いと思いますが、
このThird Worldバージョンは、
78年にリリースされた、3rdアルバム
"Journey to Addis"に、
The O'Jaysのバージョンは、
名曲"For The Love Of Money"を生んだ
73年のアルバム"Ship Ahoy"に
収録されていて、作プロデュースは、
Kenny GambleとLeon Huffでありますが、
The O'Jaysのほうは、当時、
シングルカットは、
されてなかったみたいですね。



1979年3月17日付けのビルボード誌です。

1位は、最近、ご本人による、
手を洗って、コロナに負けるな!の
Tik Tok映像で話題になった、
あの、名曲ディスコヒットです。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(183)

2020-03-20 10:42:55 | その他のCD

・Greatest Hits & Videos
- Huey Lewis & The News

今回は、2006年にリリースされた
Huey Lewis & The Newsのベスト盤
"Greatest Hits & Videos"です。

自分は、ベストアルバムを
発売すぐに買うことは、
あまりないのですが、
この盤は、ビデオクリップ入りの
DVDが付いていたということもあって、
発売前に予約して買った記憶があります。
また、こちら、ジャケ違いの、
DVDなしでリリースされた盤もあるようです。

さて、そのDVDなのですが、
10曲入りで、80年代に、
ヒット曲を連発したHueyさんたちとすると、
曲数が少なすぎて、物足りない感じです。
クリップ集だけのDVD、
出して欲しい感じがしてしまいます。

CDのほうは、21曲入りですが、
やはり、それでも足りない感じ。
とくに、アルバム"Sports"からのカット
"Walking On A Thin Line"あたりが、
選曲もれしてしまっているのが残念ですね。

でも、この盤、他のベストよりも、
何としても持っておきたいのは、
Hueyも出演した2000年公開の映画
『デュエット』サントラ収録曲で、
親子役で共演もしている
Gweneth Paltrowとのデュエットの、
Smokey Robinsonのヒット曲のカバー
"Crusin'"が収録されていることですね。

まあ、サントラを持っていれば、
事足りるんですけどね。(^^;

で、曲のほうは、
オフィシャルなアップではないので、
ちょっと、映像は粗いですが、
その"Crusin'"を。

さらに、先月リリースされた
Newアルバム"Weather"からのカット
"Her Love Is Killin' Me"のビデオも、
もう御覧になった方も
多いかもしれませんが、
貼ってみたいと思います。
Hueyは、ちょっとしか登場しませんが、
楽しいビデオになっていますね。

アルバムも、全7曲と少なめではありますが、
メニエール病と闘っていることなど、
みじんも感じさせない、元気ぶりで、
ちょっとびっくりな、
カントリーナンバーなどもある、
好アルバムですので、
まだ聴いてないよーという方は、
ぜひ、お聴きになってくださいませ。




"Love Gun"

2020-03-18 19:46:01 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Love Gun"です。
どちらも、70年代。
こちらのブログでは珍しいかも。
まあ、どちらも、80年代も、
活躍した2組ではありますが。(^^;

さて、まずは、何はなくとも、
こちらの"Love Gun"です。



KISSファンの方たちは、
来日が、昨年の暮れで、
本当に良かったと、
思っておられることでしょうね。
ドームツアーから、
まさか、わずか3ヶ月で、
世界が、こんなことになろうとは...。

KISSの"Love Gun"は、
77年リリースのアルバムのタイトル曲で、
2ndシングルだったのかな?

間違いなく、有名なイントロからして、
KISSの代表曲の1曲だと思うのですが、
意外にも、Hot100での最高位は、
61位と、振るわなかったようですね。

KISSも、ここらあたりは、
リアルタイムでは聴いていませんが、
NHKで放送されていた、
伝説の洋楽ライブ番組
『ヤングミュージックショー』で、
KISSのライブが放送されていましたので、
お子ちゃまながら、KISSのことは、
けっこう知っていましたね。

そして、もう1曲の"Love Gun"は、
こちらも、ある意味、KISS同様、
規格外のアーティストでした、
Rick Jamesの"Love Gun"です。



TV番組でのパフォーマンスのようで、
歌は、口パクではありますが、
そんなこと、どうでもよくなる感じの、
エネルギーが、満ち満ちておりますね。

こちらの"Love Gun"は、Rickの、
79年リリースの3rdアルバム
"Fire It Up"からのカットで、
Hot100入りはしなかったようですが、
R&Bチャートでは、
13位まで上がっていたみたいです。

"Fire It Up"は、
前作"Bustin' Out of L Seven”から、
わずか、約10ヶ月のインターバルで、
リリースされたアルバムで、
Rickは、この年、2枚、
アルバムを出していたんですね。

ただ、80年代前半くらいまでは、
1年に2枚のアルバムを出すということも、
そんなに珍しいことではなくて、
たしか、Smokey Robinsonや、
Earth, Wind & Fireあたりも、
1年に2枚出していたことがあったような、
気がいたします。