probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.11 コレクション(1978~2008)(57)

2022-11-17 19:51:51 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、90年の4曲目は、
3月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



Linda Ronstadt & Aaron Nevilleの
"All My Life"ですね。

89年リリースのLindaさんの
カバー曲を集めたアルバム
"Cry Like a Rainstorm,
Howl Like the Wind"からの
2ndカットで、2月の第2週に、
47位でNewエントリーして、
3週目で、Top40入りを果たし、
8週目に、11位まで上昇しましたが、
なぜか、そこから伸びず、
翌週には、12位にダウンして、
Top10入りは、なりませんでした。



アルバムの中に、Aaronさんとの曲は、
計4曲収録され、そのうち、
3曲がシングルになっておりましたが、
唯一カットされなかった1曲は、
Paul Carrackの82年のTop40ヒット
"I Need You"のカバーだったですね。

で、こちらの曲のオリジナルは、
作者でもある、この方でしたね。



Lindaさんとは、関係も深い、
Karla Bonoffが、88年にリリースした
4thアルバム"New World"収録曲が、
オリジナルで、そのアルバムからは、
もう1曲、"Goodbye My Friend"
というナンバーもカバーしていましたが、
Karlaさんの曲は、さらに、もう1曲、
代表曲と言ってもいい、
"Trouble Again"も歌っておりましたね。



なぜか、公式YouTubeでは、
(feat. Aaron Neville)の表記が
あるのですが、この曲では、
Aaronさんは歌っていないと思います。

1990年3月31日付けのビルボードHot100
です。

1位は、来年は、Newアルバムの
リリースが噂されております、
あのシンガーの、あの名曲です。

※次回は、Time Machineです。

なんとなくAOR (#12 Hits Of 1981)

2022-11-16 16:25:52 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
自分にとっての、洋楽オタク元年と
思っております、1981年のヒット曲から、
こちらの2曲を選んでみました。

まずは、カリフォルニア出身のSSW、
Jim Photogloが放ったTop40ヒット
"Fool In Love With You"です。
(Pop #25 AC #12)



80年に、アルバム"Photoglo"でデビューした
Jim Photogloの、同年リリースの
2ndアルバムのタイトルトラックで、
1stシングルでしたね。

デビューアルバムのときは、
アーティスト名もPhotogloのみでしたので、
ファーストネームはJimだったのね、
と思ったものでした。

Jim Photogloは、
日本でも人気がありましたので、
AORコンピなどに、この曲も、
よく入っていますが、
93年にリリースされた、
代表曲を再録したベスト盤
"パッセージ~ベスト・オブ・フォトグロ"の
こちら↓のバージョンが入っていることが、
多いような気がします。



そして、もう1曲は、
アメリカ音楽界の巨人、
Johnny Cashの実の娘さんとしても、
広く知られておりますが、
自身も、カントリーチャートでは、
この曲を皮切りに、10曲の、
No.1ヒットを放っています、
Rosanne Cashの"Seven Year Ache"です。
(Pop #22 AC #6)



同年リリースの3rdアルバムの、
こちらもタイトル曲で、
第一弾シングルでしたね。

Rosanneさんにとって、
クロスオーバーヒットとなって、
Hot100入りしたのは、
この曲のみなのですが、
アルバムに対する評価は高く、
ことしの8月に発表された、
ローリングストーン誌が選ぶ
"The 100 Greatest Country Albums of All Time"でも、
堂々、20位に選ばれていたようです。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、90年の4曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-11-15 10:50:05 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを、
ただいま上昇中の2曲です。

まずは、こちらは、
ゆうべのNHK FMの松尾潔さんの番組で、
かかっちゃっておりましたが、
カリフォルニア出身のシンガー、
SiRの"Nothing Even Matters"です。



Kendrick Lamarが所属するレーベル、
Top Dawg Entertainmentの
期待のシンガーで、その
Kendrickも参加していた、
2019年リリースの3rdアルバム
"Chasing Summer"が、チャート的に、
ちょっといい線行っていたのですが、
さらなる飛躍を目指す新曲のようです。
いい声ですね。

そして、もう一人もいい声です。
こちらは、まだ21才だそうですが、
昨年、オーディション番組
”The Voice”で優勝したという、
フィラデルフィア出身のシンガー、
Cam Anthonyの
"Keep It Between Us"です。



ルックスは、まだあどけない感じですが、
ボーカルは、完成されてますねぇ。
これは、アルバムが出たら、
ぜひチェックしたい感じ。
クラシックな音もいいですね。

Adult R&B Airplayチャート

※次回は、なんとなくAOR第12回です。

"I'm On Fire"(追悼 Jerry Lee Lewis)

2022-11-13 20:22:02 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"I'm On Fire"です。
まずは、やはり、この曲。



待望のNewアルバム
"Only The Strong Survive"が、
ついにリリースされました、
Bruce Springsteeenの
85年のヒット"I'm On Fire"ですね。
Newアルバムは、あす、
手元に届く予定です♪

こちらの曲は、もちろん、
あの"Born In The U.S.A."に収録されて、
シングルカットされたナンバーでしたが、
さて、何枚目のカットだったか、
記憶されておりますでしょうか?
自分は、すっかり忘れておりました。(^^;)

3枚目までは覚えているのですが、
そのあと、最後の7枚目までの順番は、
まったく、あやふや。
"Thrillerのシングルカットの順なら、
スラスラと言えるのですが...。

で、確かめたところ、
4枚目のシングルだったみたいですね。
Hot100での最高位は、第6位。

そして、もう1曲の"I'm On Fire"は、
先月28日、87才で亡くなった、
Jerry Lee Lewisさんの
"I'm On Fire"です。



1964年に、Hot100では、
最高位98位を記録していたようです。



"Great Balls of Fire"の
大ヒットを放ったのが、
1957年みたいですので、
それから7年後にリリースされた、
ファイアーソングになりますが、
こちらは、大きなヒットには、
ならなかったようですね。

自分は、Jerry Lee Lewisさんというと、
全盛期は体感しておりませんが、
89年に日本でも公開された伝記映画
『グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー』で、
その人となりを知った感じでしたかね。

ただ、Dennis Quaidが主演した映画は、
もひとつだったなぁ...という記憶しか、
残っていない感じです。
また、改めて観直すと、
感じ方も違うかもしれませんが。

さて、BruceとJerry Lee、
2006年にリリースされた、
Jerry Leeさんのデュエットアルバム
"Last Man Standing"で
共演していたんですね。
こちら、ノーチェックで、
いっしょにやっていたこと、
知りませんでした。

曲は、Natalie Coleによる、
ポップカバーも有名な、
Bruceのナンバー"Pink Cadillac"です。



また、1995年に、
「ロックの殿堂」博物館の
竣工をお祝いしたコンサートでの、
共演映像がありましたので、
そちらも貼って、Jerry Leeさんの、
追悼に変えたいと思います。

曲は"Great Balls Of Fire"と
同じ年に、ヒットした
"Whole Lot of Shakin' Going On"です。



※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1992~

2022-11-12 10:57:05 | 懐かし洋楽
今回は、1992年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Annie Lennoxの
"Walking On Broken Glass"です。
(US #14 UK #8)



70年代の終わり、Dave Stewartと共に、
The Touristsのメンバーとして活躍し、
80年代は、そのDave Stewartと、
Eurythmicsを結成して大人気でした、
Annie Lennoxが、同年に、
初めてリリースしたソロアルバム
"Diva"からのカットでしたね。

個人的には、1stシングルでした、
"Why"のほうが印象が強いのですが、
USチャートでは、34位が最高だった
"Why"より、こちらのナンバーのほうが、
好成績を上げていて、ソロシングルでは、
最大のヒットとなっております。

デュエット曲では、88年に、
9位まで上がった、Al Greenとの、
"Put A Little Love In Your Heart"
のヒットがありますね。

さて、最近のAnnieさん、
そのEurythmicsで、ことしの
「ロックの殿堂」入りを果たし、
先日、セレモニーが行われ、
ヒット曲3曲を、メドレーで、
披露してくれたようです。

そのうち、削除されるのは
確実と思われますが、
アップしてくれている方がいますので、
興味ある方は、早めに、
チェックしてみてください。
まだまだ元気いっぱいです。



何年か前までは、wowowで、
放送してくれていたのですが、
近年、放送がありませんので、
今回も、望み薄かなぁ。

Dolly Parton、Duran Duran、
Pat Benatar & Neil Giraldoに、
Lionel Richieと、80's洋楽ファン、
大喜びなラインナップなんですけどねぇ...。

1992年11月14日付けのビルボードHot100
です。

1位は、人気TVドラマから生まれた、
あの名曲です。

<1992年11月14日、何があったか?>

Jean-Claude Van Dammeと
Dolph Lundgrenの
二大肉体派スターが競演した
映画『ユニバーサル・ソルジャー』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/50324/
『ユニバーサル・ソルジャー』
(映画.com)

※次回は、同名異曲です。