probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #123

2022-11-11 10:25:26 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第123位は、ナイジェリア出身のSSW、
Sade Adu率いるバンドの、
1984年の、こちらのヒット曲です。



1アーティスト1曲と決めているため、
Sadeは、何にしようかな?と迷いました。
"Paradise" "Smooth Oparator"
"The Sweetest Taboo"?
"Never As Good As The First Time"も、
捨てがたいしなぁと思ったのですが、
結局、Sadeのことを初めて知った、
こちらのナンバーにいたしました。
"Your Love Is King"です。
(Pop #54 R&B #35)

同年リリースの1stアルバム
"Diamond Life"からの、
UKでの最初のシングルでしたね。
USチャートでは、3rdシングル
ということもあったのか、
Top40入りすらしていないのですが、
UKチャートでは、最高位6位の、
大ヒットを記録しております。

イギリスとアメリカ、
シングルカットの順番が、
まったく違っていたんですよね。
イギリスでは、このあと、
"When Am I Going to Make a Living"
"Smooth Operator"と続いたのですが、
アメリカでは、イギリスでは
シングルカットされなかった
"Hang On To Your Love"が最初で、
そのあとが"Smooth Operator"、
そして、この曲と続いていましたね。

Sadeは、このあと、80年代には、
85年に2nd、88年に3rdと、
コンスタントにアルバムを
リリースしていたのですが、
92年に4thを発表したあとは、
5thが2000年、6thが2010年と、
インターバルは空く一方で、
気がつけば、間に、ライブ盤や、
ベスト盤、サントラ収録の
単発曲などはあったものの、
前作から、早12年が過ぎ、
さらに間隔が空いているんですよね。

来年あたりは、新作リリースの声、
聞きたいところでありますが...。

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#57 Aaron Carter)

2022-11-09 19:57:57 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、今月5日、
34才の若さで亡くなってしまった、
Aaron Carterです。

お兄さんのNick Carterがいる、
Backstreet Boysと同じく、
最初に、ヨーロッパや、
オーストラリアなどで人気が出て、
アメリカでもヒットを飛ばしましたが、
97年に、UKチャートで
最高位9位となったのは、
なんと、この曲でしたね。



86年の、The Jetsの大ヒット曲、
"Crush On You"のカバーでした。
ただ、こちらは、
USチャートには入りませんでしたので、
初のHot100入りとなったのは、
Backstreet BoysやNSYNC
などとともに参加した、
98年のチャリティーシングル、
Bravo All Starsの
"Let the Music Heal Your Soul"(#60)
を経て、2000年に、35位まで上がった、
こちらの"Aaron's Party (Come Get It)"
になります。



そして、最後のHot100入りとなったのは、
その次のシングルでした、こちらの
"That's How I Beat Shaq"になるようです。
最高位は、96位。



アイドルポップブーム全盛のころに、
お兄さんたちに引っ張られるような形で、
人気者になりましたが、
ブームの終えんと共に、
名前を聞く機会も少なくなり、
ネガティブなニュースで、
現状を知るような感じでしたが、
音楽活動は続いていて、
亡くなる2日後の7日に、
Newアルバム"Blacklisted"が、
リリースされたようなのですが、
本人は、それを待つことなく、
天国に行ってしまったんですね。

そのアルバムから、
"She Just Wanna Ride"です。



R.I.P.

※次回は、80年代お気に入り曲、
第123位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2022-11-08 11:06:37 | 最近の洋楽
今回は、Hip-Hop界の重鎮たちが、
大集合した新曲2曲です。

まずは、Ice Cube、Snoop Dogg
E-40、Too Shortの4人が結成した
ユニット、Mount Westmoreの新曲
"Too Big"です。



当初、6月にリリース予定だったらしい
アルバム"Bad MFs"からのカットで、
12月に仕切り直しが決まっての、
新たなるカットみたいですね。

Dr. Dreも出てきますので、
プロデュースもしてるのかな?
と思ったのですが、プロデューサーは、
ft.されている、カリフォルニア出身の
ラッパーでプロデューサーの、
P-Loという人のようです。

そして、もう1曲は、
Mount Westmoreは、文字通り、
ウェッサイのラッパーが集合した
ユニットですが、こちらは、
イーストサイドを代表する人たち、
Busta RhymesとBig Daddy Kaneに、
2014年ころから活動しているという、
Conway the Machineが加わった曲
"Slap"です。



今週リリースされるらしい
BustaのEP"The Fuse Is Lit"からの
先行カットみたいですね。

こちらのプロデュースは、
LLさんの"Mama Said Knock You Out"
などで知られる大物プロデューサー
Marley Marlのようですので、
90年代感満載で、ビシバシ来てますね。

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
57人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #9

2022-11-07 10:46:59 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
第9回は、1979年の7月に、
2週間、最高位5位を記録した、
このアーティストの、こちらのナンバーです。



David Naughtonの"Makin' It"ですね。
80年後半からが、リアルタイムな自分は、
当時は、聴けておりませんでしたが、
さかのぼって、後聴きで、
この曲のことを知りました。

このDavid Naughtonさんというのは、
本業は俳優さんで、自らが主演した、
TVの連続コメディードラマの、
テーマ曲が、こちらの曲だったようで、
そのオープニングは、
こんな感じだったようです。



79年の2月から3月にかけて、
9回放送されたドラマだったみたいですが、
日本での放送は無く、未確認ですが、
シングル盤の日本発売も、
無かったという話ですね。

79年の年間チャートでも、
堂々14位だったようなので、
かなり、意外な感じがしますが、
David Naughtonさん、ホントに、
この1曲だけで、アルバムなども、
リリースされていないみたいなので、
日本での発売に至るルートが、
まるで無かったのかもしれません。

ドラマのほうは、映像を見ると、
当時のディスコブームを、
パロディにした作品なのかな?
と思わされますが、
タイトルロールに出てくる
Ellen Travoltaという女優さんは、
あの、John Travoltaの
実のお姉さんのようであります。

また、曲作り&プロデュースの、
Freddie PerrenとDino Fekarisの
コンビは、あの、Gloria Gaynerの
"I Will Survive"を作った2人ですので、
まさに、この時代を象徴する、
そんな1曲だったと思うのですが、
日本では、知る人ぞ知るという感じの、
浸透度なのが、ちょっと残念ですね。

David Naughtonさんですが、
現在71才のようで、音楽活動は、
まったくみたいですが、
TVと映画の両方で、役者さんとして、
活動を続けられているようであります。

また、実のお兄さんの
James Naughtonさんも、
70年代から活躍する俳優さんですね。

https://www.instagram.com/imdavid_naughton/
(更新は、しばらくありません)

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1983~

2022-11-05 20:05:40 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Michael Sembelloの
"Automatic Man"です。
(Pop #34)



同年に、映画『フラッシュダンス』の
サントラ収録曲"Maniac"で、
堂々No.1に輝いていた、
フィラデルフィア出身のSSWで、
マルチプレイヤー、さらに、
プロデューサーでもある、
Michael Sembelloの、
その"Maniac"も収録した1stアルバム
"Bossa Nova Hotel"からの
カットでしたね。



Michael Sembelloという人は、
早熟なミュージシャンだったようで、
プロとしてのキャリアのスタートは、
セッションギタリストとして、
Stevie Wonderの74年リリースのアルバム
"Fulfillingness' First Finale"に
参加したのが最初だったらしく、
そのころ、まだ10代だったみたいですから、
恐れ入ったものですね。

Stevieには、その後も気に入られ、
次作"Songs in the Key of Life"でも、
起用されて、あの大ヒット
"Sir Duke"でリードギターを弾いているのも、
Sembelloさんのようですね。

残念ながら、この曲は、
Top40入りは果たしたものの、
"Maniac"のような大きな話題とはならず、
アルバムのほうも、セールス的には、
物足りないものに終わってしまいましたが、
このあとの80年代は、『グレムリン』や、
『コクーン』などの人気映画のサントラに、
曲を提供して、活躍していました。

また、Michael Sembelloといいますと、
この曲の共作者でもある、実弟の
Danny Sembelloも、優秀な、
ソングライター&プロデューサーとして、
広く知られておりますが、
ふたりのお兄さんの、
John Sembelloさんというのも、
70年代に、Ralph Dinoという人と、
Dino & Sembelloというデュオを組んで、
音楽活動をしていた人で、
Chaka Khanの84年のヒットアルバム
"I Feel For You"収録曲"Eye To Eye"は、
兄弟3人が、作者に名を連ねた
楽曲となっております。

で、Raiph Dinoという人も、
Jermaine Jacksonの85年のヒット
"Do What You Do"の
作者の1人だったりして、
このへんは、たどって調べて行くと、
いろいろと面白いですね。

1983年11月5日付けのビルボードHot100
です。

1位は、仲良しだった、
カントリー界のビッグスター2人の、
あの、デュエットの名曲です。

<1983年11月5日、何があったか?>

2010年から11年にかけて、
東北楽天ゴールデンイーグルスにも
在籍した、元プロ野球選手、
フアン・モリーヨさんが誕生したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/フアン・モリーヨ

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第9回です。